お酒で顔が赤くなる人はがんリスクに要注意⁈飲酒後の赤面対策とは?

お酒を飲み始めるとすぐに、顔が赤くなってしまう人も多くいるようです。その原因の一つに、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)にあると言われています。そこで、顔が赤くなってしまう原因と顔が赤くなるのを抑えてくれる方法などをご紹介します!

が赤くなるのは「ALDH」?

飲酒をして、顔が赤くなるのは、アルコールが分解されたアセトアルデヒドによって、体の毛細血管が広がることで引き起こされると言われています。しかも、お酒を飲んでしばらくすると、人によっては、心臓がバクバクする人もいるかもしれません。それは、アセトアルデヒドによって、交感神経が活発になり、脈拍が上昇し、血圧も上昇するためです。

要するに、アセトアルデヒドという毒性が強い物質を体が上手にコントロールできていないということです。

では、このアセトアルデヒドは、ずっと体内に残ってしまうのでしょうか?いえ、そうではありません。アセトアルデヒドは、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)という酵素によって、分解されて、「酢酸」に変わります。要するに、このALDHが活発であれば、早く無毒の「酢酸」になるわけです。

このALDHには、3種類あります。(ALDH1・ALDH2・ALDH3)このうち、ALDH1とALDH3の活発性には、大幅な違いはないとされていますが、一方で、ALDH2は、個人差が大きいと言われていて、このALDH2が活発かどうかによって、酒が強いか弱いかが決まると言われています。

このように、ALDH2の活発性によって、顔が赤くなるかどうかの原因の一つとなります。ただし、実際に赤くなるには、この他にも、毛細血管など拡張性なども要因として絡んできますので、注意してください。

ALDH2の活発性を調べるには?

その一つにあげられるのが、「アルコール感受性遺伝子検査」と呼ばれる検査です。私が実際に行った検査は、芸能人のいとうあさこさんがPRキャラクターに任命されている「ほど酔い女子プロジェクト」で採用された「アルコール感受性遺伝子検査」です。この検査は簡単で、綿棒を口の中で擦り、粘膜を付着させて、提出するだけです。しかも、結果は、約1〜2週間で出ることが多いので、お手軽に検査することができます。

実際に、私もその検査を受けてみました。検査結果の前に、私の飲酒時のことをお伝えすると、どんなに飲酒しても、顔が赤くなることはこれまで、ほとんどありません。(それは、もしかしたら、肌が黒いからということもあるかもしれませんが)また、ついつい飲みすぎてしまうことも多々あるため、お水との併用で、お酒を楽しむようにしています。

ハーセリーズ アルコール感受性遺伝子検査

この上記の結果通り、ついつい飲みすぎてしまうことや顔が赤くならないということもALDH2が活性型であるためなのかなと思います。ただ、この上記の結果からもわかるように、ALDH2が活性型であるのは、2人に1人の割合(50%)です。そのため、日本人の半分の人が、お酒が強くないということになります。ちなみに、欧米人や黒人については、このALDH2は、ほぼ100%とされており、海外のお酒の度数が強いことも納得できます。

活発・非活発型ALDH2でヘビースモーカーは「食道がん」に気をつけろ!

大学時代から、低活発・非活発型ALDH2にも関わらず、無理して、大量のお酒を飲み続けてきた人も多いのではないでしょうか?実は、こういう場合、「酵素誘導」と呼ばれる体内の作用が働いています。

この「酵素誘導」とは、体の外から入ってきた薬物や毒物を体の外に排出するために、親水性を高め、分解・排出を促す働きがある薬物代謝酵素が、アルコール代謝を助けることによって起こる現象です。これによって、もともと、低活発・非活発型ALDH2だったとしても、アルコールに強くなることが出来ます。

しかし、酵素誘導によって、代謝されたアルコールであっても、もともとは低活発・非活発型ALDH2のため、体内に長時間毒性が強いアセトアルデヒドが残り、体への負担は残ります。

そのため、「食道がん」や「咽頭がん」のリスクが高まります。国立がん研究センターの研究では、この他にも、お酒を2合以上飲んだ「顔が赤くなるヘビースモーカー」が食道がんのリスクがより高くなるという結果が出ています。自分が、低活発・非活発型ALDH2でヘビースモーカーの人は、要注意です!

が赤くならない方法とは?

お酒を飲んでもすぐに顔が赤くならないようにするためには、「漢方薬」が良いと言われています。特に、「黄連解毒湯」と呼ばれる漢方がおすすめです。

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この黄連解毒湯に含まれている「黄檗」は、肝臓の働きを活発にする働きがあるとされていますので、アルコール代謝に作用すると考えられていて、飲酒後の顔の赤面にも良いとされていますので、おすすめです。

お酒を飲むと顔が赤くなってしまう人は、まず、自分がALDH2が活性型なのか否かを「アルコール感受性遺伝子検査」で調べることをおすすめします。無理して、飲んで、「酵素誘導」でお酒を強くしても、体への負担は大きいはず。ぜひ、自分のアルコール体質を知って、お酒を楽しんでください。

 

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