【新潟観光おすすめ】大人気「久保田」を造る朝日酒造 見学可能

新潟の日本酒と言ったら…必ずと言っていいほど出てくる名前。それが、「久保田」や「朝日山」です。その日本酒を作っているのが、「朝日酒造」です。そんな朝日酒造が、なぜ、ここまで大きくなったのかを探るべく、朝日酒造に潜入しました!なお、長岡の酒造メーカーの記事でも説明しています。

朝日酒造とは

朝日酒造は、創業は1830年(天保元年)で、180年ほどの歴史がある酒蔵です。代表的な銘酒には、みなさんがご存知の久保田朝日山などがあります。

場 所

信越本線「来迎寺駅」から徒歩7分ほど。ここへの行き帰りは、電車もしくはバスが便利です。ただし、電車は、時間によっては、1時間ほど待たないと次の電車が来ないこともありますので、酒蔵からの帰りの時間と電車の時間はあらかじめ確認しておくことをおすすめします!またバスですが、バスも同様にあらかじめ確認しておいたほうがいいです。

創業経緯

創業は、先ほども書きましたが、1830年(天保元年)です。実は、この2年前、越後では、大地震に見まわれてしまい、死者が1400人以上に及ぶ大災害でした。多くの人々が職を失うなどして、苦労していました。その当時の創業者は、この苦難の時代に、農業をやっているのでは多くの人々を雇用することができない。ならば、酒造りであれば、多くの職を生み出すことができる。と思い立ち、酒造りを始めたと言います。創業者は、職人というよりは、経営者気質だったことが伺い知れますね。

創業当初の屋号は、「久保田屋」でした。久保田とは、元々は窪地を意味するところからきており、久保田屋はその名残から命名されたものでした。そしてのちに、今の法人格である「朝日酒造」という名前をつけるにも意味があったそうです。あくまでも言われですが、それは、義経と弁慶の時代に、義経にゆかりのある朝日神社がその地にあったことから命名したそう。

朝日酒造成功の訳とは?

朝日酒造さんのスタッフの方とお話して、なぜ朝日酒造が全国的に有名な日本酒「久保田」や「朝日山」を生産することができたのか。そして、大規模な酒造メーカーとして成長して行ったのか。一つわかったことがあります。それは、

安定と投資のバランスを重んじた経営スタンス

であると感じました。このおおもとって何かっていうのを、説明を受けながらとても考えました。やはりそこで出てくるのが、1830年に創業した創業者の理念に紐づくってことです。そもそも、朝日酒造の存在意義は、「地域の人の雇用→地域住民や社員とのより良い生活→お客様に楽しんでもらう日本酒」のように、意義が拡大して行ったように思えます。その上で、キャッシュを積み増していく安定性と業務負担の軽減などのための積極投資が、現在の朝日酒造の成長を支えているのかなと思います。

正直、最初、これまで見て来た酒造メーカーと規模が違いすぎて、「なんだ工場か…」なんて気持ちを持ってしまったのですが、その規模に至るまでを考えると、この酒造さんの経営スタンスに常に「人の幸せ」があるってことに気づいた時にとても感動しました。実際に、どんなところに安定と投資のバランスが重んじられているのか、見学風景とともにご説明します。

実際に見学に行ってみた

酒蔵見学には、個人のお客様には2つのコースのご用意があります。

    1. 20分見学コース:約20分 | 予約不要(10名様以上の場合はご連絡ください)
      料 金無料
      実施期間通年 ※定休日:年末年始、エントランスホールイベント開催時など
      案内時間①11:00 ②11:30 ③12:00 ④13:00 ⑤13:30 ⑥14:00
      所要時間約20分
      人 数1名様から40名様
      お申し込み事前のお申し込みは不要です。当日、酒楽の里あさひ山で受付。
    2. 60分製造工程見学コース:約60分 | 要予約 ※20分コースに加え、日本酒の製造現場に実際に足を運びご案内。
      料 金無料
      実施期間10月〜4月下旬 ※定休日:年末年始
      案内時間①10:30 ②13:
      30
      所要時間約60分
      人 数2名様から15名様
      お申し込みインターネット、またはお電話にてご予約を受け付けております。
      90日~3日前までにお申し込みください。

      インターネット受付:https://www4.rhttps://www4.revn.jp/asahi_reserve/evn.jp/asahi_reserve/

      ※電話でのお申し込み
      朝日酒造(株) 見学担当(平日9:00~17:00)
      電話 :0258-92-31810258-92-3181(代表)

朝日酒造の酒蔵見学はこんな人におすすめ

  1. 20分コース:日本酒初心者(日本酒は飲むけど、日本酒の造り方は知らない)
  2. 60分コース:日本酒中〜上級者(日本酒の酒蔵見学に行ったことがあり、実際の製造工程を見たい)

酒蔵の外観

さて、今回訪れたのが、9月下旬でしたので、ちょうど、酒米を蒸していました。それがわかるのが、上の煙です。蒸した蒸気が煙突から出ています。そしていよいよ本館に入ります。この本館は、数年前に新しくできた建物で、中では、瓶詰め工程などを行っています。

この本館の入り口には、こんな杉玉が飾ってあります。案内していただいたスタッフの方の説明にもありましたが、杉には、お酒の神様が宿るとの言い伝えから杉玉が飾られています。

下の写真が、奥の茶色の渡り廊下の奥に見える蔵では、仕込みなどの実際の酒造り工程が行われているそうです。それにしても、どの蔵も、ウィスキー工場に見学に来ているかのように大きな蔵ですよね。ちなみに、蔵を竣工する際の資金は、銀行融資ではなく、自己資金で行ったというわけですから、これまでに健全で安定的な経営を行って来たことがわかります。

そして、先ほどの本館の中に入っていくと、広々として、まるで、美術館やコンサートなどを行うホールのような作りになっています。こんな感じです。

こちらでは、一番奥にピアノなどが置かれていて、地元の住民の方にも来ていただけるようなコンサートを開催したりして、地元との結びつきを強くしているそうです。また、一番奥に見える、ガラス細工は、朝日がのぼる朝になると、ちょうど光がこのガラスを通って綺麗な模様を地面に作るそうです。

こちらでは、各日本酒とそれに使われている酒米を比較することができるスペースも用意されていました。一番精米されているもので、なんと「28%」ということで、かなり、小さな米粒でした。

もう少し、酒米をみていきましょう。新潟の酒米として有名なものが、五百万石です。これの玄米と精米60%(久保田百寿)、精米55%(久保田千寿)です。玄米から見るとだいぶ、大きさが削られて小さくなっていることがわかります。

本館には、この他に、瓶詰めの様子がわかる場所もあります。今回の見学では、瓶詰め工程は、他の場所で行われているとのことで見られませんでしたが、実際に、下の瓶詰め機械を使って、作業をしてるのだそうです。この作業も、これまでは人の手で行われていたが、効率が悪かったり、従業員の負担になるということもあって、朝日酒造さんでは、これ以外の機械も積極的に投資して、購入しているそうです。

 

実際、見学は、20分という短い時間のものですので、隅々まで、見学することはできませんが、お酒造りの基本を勉強するには、もってこいの酒蔵見学です。20分のコースは、予約も必要ないので、気軽に行け、おすすめです!

直営店

直営店には、日本酒はもちろんのこと、お米やお味噌、お酒の肴、お猪口なども販売しています。お土産の購入するのに、おすすめです。日本酒にちなんだお菓子も日本酒の風味を感じられるので、ぜひおすすめです!

最後に

スタッフさんに聞いた、日本酒ヒストリーは、もっと日本酒を楽しめるはずです。ぜひ、酒蔵見学してみてください!

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