【ワイン好き初心者必見】ナパバレーで有名な銘醸産地「カリフォルニア州」のワインと特徴

世界のワイン銘醸地と知られているアメリカの「カリフォルニア州」。日本でも多くのファンがいるこの地域のワインですが、「ワインは好きだけど、なんだかよくわからないからどのワインを選んでいいか…」の人には、ピンとこないかもしれません。そこで、今回は、安定して美味しいワインを生産し続けているアメリカのカリフォルニアのワインとその特徴についてご紹介します!

2018年10月10日〜16日まで大丸東京店で、カリフォルニアワインも数多く販売されていますので、こちらもチェック!

美味しい食の秋に飲みたいワインを探すなら「世界の酒とチーズフェスティバルin大丸」



世界が衝撃!カリフォルニアワインの圧勝だった「パリ対決」

今でこそ、日本や世界各地でもアメリカのワインは、美味しいと有名な銘醸地ですが、半世紀前は、全くの無名に等しかったカリフォルニアワイン。しかし、アメリカ独立から200周年の1976年に衝撃が走りました。それが、世に言う「パリ対決」でした。簡単に言うと、これまで世界のワインは、フランスがトップでしたが、このパリ対決では、なんと無名の「カリフォルニアワイン」が圧勝してしまったのです。そこから、カリフォルニアワインに向けられる世界の目が変わっていきました。

アメリカ・カリフォルニア州とは?

そもそもそのカリフォルニアワインの産地カリフォルニア州とはどんな地域なのでしょうか?まず地図からご覧ください。

こちらの赤枠で囲まれた地域がカリフォルニア州です。みなさんがご存知のサンフランシスコシリコンバレーと言われるIT企業が集まった地域やロサンゼルスなどがあります。

地理的には、カリフォルニアの内陸部には、山脈が南北に連なっており、その周辺には、ワイナリーが多く集まるバレー(谷)があります。

カリフォルニアワインとフランスワインのスタンスの違い(経営的な話)

これは、とあるカリフォルニアワインとフランスワインを専門に扱っている酒販店から聞いた話と会社経営を行ってきた私とのお話を複合させた話なので、少し経営チックなお話になってしまいますので、興味のない方は、次のテーマに進んでしまってください。

そもそも先ほどご紹介したパリ対決まで、ほぼ無名であったカリフォルニアワインですが、そのパリ対決後、ワイン造りのスタンスにも変化が見られるようになっていきます。それは、特に1980年代以降、この地域には、多くの世界で活躍する起業家や事業家を生み出すことになりました。これまでのカリフォルニアワインのワイナリーのオーナーは、未だ成功していたとは言えず、資金繰りなどにも奔走していました。そのため、換金性の高い取引が多かったと言われています。しかし、先ほどの起業家や事業家が増えたことで、彼らがワイナリーへ出資したり、オーナーになったりすることで、ワイナリー経営もそれ以前よりは、落ち着いて経営することができるようになりました。ただし、そもそもそういった起業家や事業家ですので、価値取引に対しては、敏感です。そのため、いかに高い付加価値で取引するかということを非常に考えている経営があり、肌感覚にはなりますが、カリフォルニアワインの価格感応度は、フランスワインに比べて、高い(価格が上昇するスピードが早い)ように思われます。

一方で、フランスワインは、かなり昔からワイン作りをしていることに相まって、王朝などから贔屓にされていた由緒あるワイナリーも多かったこともあり、高級ワインが多いのが特徴です。そのため、頻繁に空けるようなワインというよりは、熟成させることも念頭に入れられたワインが多かったこともあり、価格の上昇スピードは、アメリカよりも落ち着いているように感じます。

カリフォルニアワインとは?

では、これまでカリフォルニアについては、ご紹介してきましたが、カリフォルニアワインとは、どういう特徴を持っているのかをご紹介していきたいと思います。

ワイン生産地の面積の比率

カリフォルニア州の生産地の面積比率

(『The WINE 〜ワインを愛する人のスタンダード&テイスティングガイド〜』より)

『The WINE 〜ワインを愛する人のスタンダード&テイスティングガイド〜』によると、カリフォルニア州での全生産面積は、199,000ヘクタールで東京ディズニーランドの約3,901個です。

Google Mapを加工したものがこちらです。

  • ノース・コーストバレー(海岸地域は、寒流のカリフォルニア海流の影響を受けて冷涼で、内陸部はその一方で温暖。この地域で有名なのが、ナパやソノマ。)
  • セントラル・コースト(海岸地域は、海流の影響もあり、寒暖差が激しく、内陸部は、温暖な気候)
  • インランド・バレー(気候は比較的温暖で、なおかつ湿度が低い乾燥した地域)
  • シエラ・フットヒルズ(インランドバレーの気候に似ている)

では、各地域(インランドバレー・シエラ・フットヒルズは、日本での流通本数が少ないため割愛)の特徴的なワインのぶどう品種にはどのようなものがあるのでしょうか?各地域の特徴的な品種と「こんな人におすすめ」をご紹介。

ノース・コーストバレー

☆内陸部(ナパやソノマの内陸)※世界的に有名な地域

特徴的な品種:カベルネ・ソーヴィニオン/シラー/ジンファンデル(しっかりした味でアルコールは重め)

こんな人におすすめ!
お酒に強くて、肉々しい脂の多いお料理と一緒に飲みたい人

☆海岸部(ナパやソノマの海岸)

特徴的な品種:ピノ・ノアール/メルロー/シャルドネ(すっきりとした味でアルコールは比較的軽め)

こんな人におすすめ!
チーズやオリーブなどのちょっとしたおつまみでちびちびと味わいたい人

セントラル・コースト

☆内陸部(カルトレインの沿線部にある地域:サンタバーバラの内陸部など)

特徴的な品種:カベルネ・ソーヴィニオン/シラー/ジンファンデル(しっかりした味でアルコールは重め)

こんな人におすすめ!
お酒に強くて、肉々しい脂の多いお料理と一緒に飲みたい人

☆海岸部(ナパやソノマの海岸)

特徴的な品種:ピノ・ノアール/シラー/シャルドネ(ピノ/シャルドネ:すっきりとした味でアルコールは比較的軽め、シラー:重量級のワインで、お肉料理との食べ合わせがおすすめ)

こんな人におすすめ!
・チーズやオリーブなどのちょっとしたおつまみでちびちびと味わいたい人
・お肉料理(シラー)

最後に

カリフォルニアワインは比較的、外れるものが少なく、飲みやすいワインが多いです。少し、ワインをかじってみて、自分の好きなワインを見つけるのに役立ててみてはいかがでしょうか?ワイン好きならこちらの記事もおすすめです。

初心者でもコルクを簡単に抜けるおすすめソムリエナイフ

コメントする

*
*
* (公開されません)