日本でも時代到来!銘柄が増え続ける『クラフトジン』とは⁈

日本では、数多くのクラフトビールが登場し、ビール業界を賑わしていますが、実は、最近、『クラフトジン』も密かに銘柄数を増やしているのをご存知でしょうか?これまで日本ではあまり馴染みがなかった『ジン』ですが、『クラフトジン』を皮切りに、その見方も変わっていきそう。そこで、今回は、『クラフトジン』についてご紹介します!

ハードリカーの『ジン』とは⁈

ジントニック

『ジントニック』やよく歌詞などでも使われる『マティーニ』のベースになっているスピリッツをご存知でしょうか?それが、今回ご紹介する『ジン』です。バーに行かないと、『ジン』という言葉に触れる機会も少ない日本で、最近、『クラフトジン』の銘柄が増え続けているのをご存知でしょうか?ちょっとその前に、そもそも『ジン』ってどういうお酒かを簡単にご紹介します!

ヨーロッパ発祥の『ジン』が、再注目されるきっかけは最近⁈

マティーニ

『ジン』は、11世紀頃に、「ジュニパーベリー」を使用した蒸留酒が作られていたことが起源になっているという説が有力です。それ以来、オランダやイギリスなどのヨーロッパで、『ジン』が作られ、庶民の楽しみとなっていました。それだけではありません。オランダなどでは、「解熱・利尿薬」として、薬用酒として使われることもありました。

また、産業革命以降、イギリスでは、『ジン』が世の中に出回りましたが、その一方で、社会的な弊害も出るようになってきました。その結果、『ジン』は「mother’s ruin(母親の破滅)」と呼ばれるようになり、蒸留免許の取得も、自家製造や中小規模の蒸留所には、認可されなくなりました。

その結果、実は、10年前まで、中小規模の蒸留所への蒸留免許の認可が規制されていたのですが、2009年に、シップスミス社がイギリス政府に働きかけ、製造認可が下りて以降、多くのジンの中小蒸留所が設立されるようになった。この結果、国家統計局によると、09年に113拠点だった蒸留所は、18年には419拠点まで増えたと言います。

この世界的な『ジン』の動きは、日本の蔵元や蒸留所の『クラフトジン』市場の成立・拡大に大きな影響を与えました。これまで、ウィスキーや焼酎・泡盛といった蒸留酒を製造していた蔵元だけではなく、日本酒を造っている酒蔵やワインのワイナリーもジン造りに着手するようになりました。

そして、各地に少しずつ、『クラフトジン』専門の飲食店ができるようになってきました。

『ジン』の味わいに大きな違いあるのには理由があった⁈

実は、『ジン』には、特別な定義が決まっている訳ではありません。ただし、どの『ジン』にも共通して使われているものがあります。それが、「ジュニパーベリー」というセイヨウネズという低木の果実を乾燥させたスパイスです。これは、古くからヨーロッパで収穫され、古代ローマでは、高価な胡椒の代わりに用いられることもあったそうです。現在でも、ハーブティーに使用されることが多く、リラックス効果やデトックス効果、利尿効果があるとされています。

このジュニパーベリーは、『ボタニカル』といって、スピリッツ(酒)に風味を付ける役割があり、そのため、どのジンにも、ジュニパーベリーの香りが感じられるのも、ジンの一つの特徴です。

この『ボタニカル』は、先ほど、ご紹介した「ジュニパーベリー」以外にも、ハーブや果皮、スパイスなどを複数の種類用いることがほとんどで、平均で、4〜10種類使用すると言われています。最近日本で注目されている『クラフトジン』のボタニカルには、その地域の特産品を使用することもあり、より地域性のある『ジン』も作られているようです。

そのため、最近注目されている『クラフトジン』は、使っているボタニカルによって、味わいに大きな違いがあるので、飲み比べるとその違いに驚きます。

日本の『クラフトジン』市場はこれから熱くなる!

日本の『クラフトジン』市場は、にわかに熱くなり始めています。特に、鹿児島や宮崎、熊本などの焼酎の蔵元で、『クラフトジン』を造っているところが多いです。

【クラフトジンを造っている焼酎酒蔵】
・本坊酒造【鹿児島】 (代表クラフトジン:『和美人』)
・濱田酒造【鹿児島】 (代表クラフトジン:『樹々』)
・小正醸造【鹿児島】 (代表クラフトジン:『KOMASA GIN』『日置 ジン』)
・佐多宗二商店【鹿児島】 (代表クラフトジン:『AKAYANE CRAFT GIN』『GIN HEART』)
・京屋酒造【宮崎】 (代表クラフトジン:『油津吟』、『HINATA』)
・高田酒造場【熊本】 (代表クラフトジン:『jin jin GIN』)

このほかにも、沖縄の蒸留酒である泡盛の蔵元である「瑞穂酒造」「まさひろ酒造」もオリジナルの『クラフトジン』を造るなど、日本全国的にも、増えて来ています。

地域の特産品で造ったローカルオリジナルな『クラフトジン』

『クラフトジン』のボタニカルに、各地の特産品を使ったものも多くあります。そんな中でも、特におすすめの『クラフトジン』をご紹介します!

北水鐘(きたすいしょう)

合同酒精株式会社の北海道クラフトジンが、昨年9月27日に全国販売しました。北海道産の6種類と伝統的な5種類のボタニカルで造られた『クラフトジン』です。

北海道産のボタニカルには、「赤シソ・アップルミント・昆布・男爵イモ・シーベリー・北海道産米 吟風」が使われています。飲んだ時には、シソの香りを感じつつ、飲み終えるとミントの香りが漂います。

まさひろオキナワジン

沖縄初のクラフトジンで、南国地域ならではのボタニカル「シークヮーサー、グァバの葉、ゴーヤー、ヒハツモドキ、ローゼル(ハイビスカス属)」を使用しています。

爽やかな味わいでありながら、独特な風味なので、こだわりのジントニックを楽しみたい『クラフトジン』です。

最後に

『クラフトジン』は、今後成長していくハードリカーだと思いますので、ぜひ、一度、『クラフトジン』を楽しんでみてください!

ぜひ、『クラフトジン』を楽しむなら、「GOOD MEALS SHOP」がおすすめです。2019年4月で閉店になりますが、その後は、系列店の「TOKYO FAMILY RESTAURANT」でクラフトジンを楽しめます!

世界のクラフトジンが飲める渋谷の『GOOD MEALS SHOP』とは⁈

 

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SAKE RECO 編集長

SAKE RECO 編集長

日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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