飲み会当日のランチに「カレー」で二日酔い予防がよい理由とは
今日は飲み会があると決まっている日のランチにカレーを食べることで、二日酔い予防をしてみてはいかがでしょうか?そこで今回は、二日酔いにも良い「カレー」の秘密についてご紹介します!
二日酔い予防にいい理由がカレーの材料に?!
お酒を飲む人が必ず体験するのが、「二日酔い」です。二日酔いになると、「昨日飲みすぎなければよかった…」と後悔することもしばしば。
そんな辛い二日酔いを回避するために、飲む日のランチに、カレーを食べるのも予防手段としておすすめです。では、「カレー」が何故二日酔い予防にも良いのかをご紹介して行きましょう。
二日酔い予防に良いカレーの材料とは?
カレーの材料の中には、「スパイス」が含まれています。特によく使われる5種類のスパイスを中心にご紹介して行きましょう。
◆ クミン
クミンは、古代エジプトから香辛料として使われていました。また、それだけでなく、ミイラの防腐剤としても使われていたようです。そんなクミンには、「ビタミンC」や「ビタミンE」、そして「鉄分」が多く含まれています。
特に、ビタミンCは、肝臓でアルコールを分解を助けてくれる働きがあります。その理由は、ビタミンCには「シトクロムP450」というアルコール分解に重要な酵素の働きを助ける働きがあることです。
また注意しなければならないのは、このクミンには、「鉄分」が含まれています。この鉄分は、過剰に摂取すると肝臓の働きを低下させたり、老化させてしまうこともあります。摂りすぎは注意。
◆ コリアンダー
コリアンダーは、パクチーの種をすりつぶしたものを使うことが多いです。このコリアンダーは、地中海沿岸では、古くからスパイスや食肉の保存、そして酒作りに利用されてきました。
そんなコリアンダーには、再度登場の「ビタミンC」や「ビタミンE」、そして「カルシウム」や「鉄」が含まれています。効能には、「消化促進」や「鎮静作用」があると言われています。
先ほどご紹介したコリアンダーを使ったお酒で有名なのが、「クラフトジン」です。コリアンダーは、ジンの「ボタニカル」として利用されており、多くのクラフトジンに使われています。
◆ ターメリック
ターメリックとは、日本でいう「秋ウコン」です。この秋ウコンに含まれている「クルクミン」には、抗酸化作用があると言われていて、多くの研究結果で発表されています。それ以外にも、「鎮痛効果」があるという研究者も数多くいます。
日本では、「ウコンの力」が有名なように、「肝機能の向上」が言われています。(実際は、いまだに研究などでの実証がされていませんが、逆にいうと「ウコン」が二日酔い予防に効かないという証明がされた訳ではないので、なんとも言えません…)
二日酔いには関係ありませんが、現在インドでは、血糖値の低下や記憶力の向上にも寄与するのではないかと研究が進められています。
このターメリック(クルクミン)は、水には溶けないのですが、カレーにも使われる油に溶けやすい「脂溶性」ですので、カレーに油が使われるのも納得出来ますね。
◆ レッドペッパー
レッドペッパーには、辛味と甘味のものがあります。その中でも、カレーにスパイスとして使われるのが、「辛味」です。このレッドペッパーには、みなさんも良くご存知の「カプサイシン」が含まれています。
カプサイシンは、脂質代謝を促す効果があり、ダイエットにも良く登場しますよね。また、カプサイシン以外にも、カプサンチンが含まれています。これは、コレステロール値を引き下げたり、抗酸化作用があると言われています。
このほかに、ビタミンCも含まれています。このことから、お酒を飲みがちの人のダイエットを助けてくれつつ、ビタミンCのおかげで、二日酔い予防にも。
◆ カルダモン
カルダモンは、最古のスパイスとしても有名です。カルダモンは、スパイシーで爽やかな香りを持つことから、「スパイスの女王」との異名を持ちます。
このカルダモンには、「整腸作用」があります。お酒を飲む前に胃腸の調子を整えておくのにもいいかもしれませんね。また、その他にも、「口臭予防効果」があるとも言われています。そのため、インドでは、飲酒の前後に、カルダモンの種を噛むという習慣もあるそうです。
その他に健康・美容に良い食材
◆ パプリカ
パプリカは、最近では、美容効果が高いということで、女性の間で、注目を集めている食材の一つです。特に、赤パプリカには、「カロテイノド」が多く含まれています。このカルテノイドにある「キサントフィル」という成分が、老化を遅らせてくれる働きがあると言われています。
またこの他にもパプリカには、活性酸素が細胞に与える攻撃から守り「アンチエイジング効果」もあると言われおり、女性にとっては、美容によい食材です。
注文する前に注意!
仕事の合間のランチで、カレーを食べる時に注意したいのが、「辛さ」です。カレーに含まれるレッドペッパーに含まれるカプサイシンなどの辛味のある香辛料の調整には気をつけてください。
カプサイシンの過剰摂取は、胃や腸の粘膜に影響を与えてしまいます。そのため、激辛のカレーを食べた後に、「胃痛」や「腹痛」そして、「おなら」に悩まされるかもしません。
ちなみに、筆者は、かつて辛いカレーを食べすぎて、お腹を下し、そしておならが止まらないので、毎回トイレか外へ駆け込むという恥ずかしい状況になったことがあります。飲み会の日のランチにカレーはおすすめですが、胃腸を労ってあげるためにも、ぜひ、辛さは控えめがおすすめですよ!
まとめ・クミンやコリアンダーに含まれるビタミンCは、アルコール代謝を助けてくれる働きがある
・ターメリックは、研究での実証実験はないものの「二日酔い」予防の可能性は排除出来ない
・ランチのカレーが辛すぎてしまうと「胃痛」や「腹痛」、そして「おなら」に悩むことになるので気をつけましょう
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