最新の二日酔いメカニズムと効果のある薬とは⁈

飲みすぎてしまった翌日に襲ってくる二日酔い…。実は、まだ確定的な解明ができている訳ではありません。しかし、いくつかの実験で、二日酔いのメカニズムが細胞レベルでわかってきており、また、二日酔いに効く薬もわずかながら確認できています。そこで今回は、現在主流となっている二日酔いのメカニズムと二日酔いに効く薬についてご紹介します!



主流となっている二日酔いのメカニズム

二日酔い頭痛

二日酔いは、「サイトカイン」と呼ばれる細胞から分泌されるタンパク質と関係があると考えられています。このサイトカインという物質は、細胞を「増やしたり」、「分けたり」、「無くしたり」など、様々な反応を起こすものとして知られています。また、免疫や炎症に関係しているともされており、その中でも炎症を促す「炎症性サイトカイン」と逆に炎症を抑制する「抗炎症性サイトカイン」があります。

お酒を飲むことで、前者の「炎症性サイトカイン」が増加します。特に二日酔いの頭痛の場合は、その「炎症性サイトカイン」が脳の周りに増加することで、頭痛が起こりやすくなります。

頭痛持ちの人は、その傾向を強めてしまうこともあるようなので、飲酒する時は、飲み過ぎをなるべく防ぐことが大切です。

これが、現在主流となっている二日酔いのメカニズムの一つです。

二日酔いに効果的な薬がある⁈

かつてから多くの研究施設や大学などで、二日酔い対策についての研究が行われてきました。しかし、未だ、確定的な解明には繋がっていません。ただし、その中でも、二日酔いに効果があるとされる「薬」があります。それが、「トルフェナム酸」という成分を含む「クロタム」という製品です。

これは、すでに1983年に発表された「Hangover Headache and Prostaglandins: Prophylactic Treatment with Tolfenamic Acid」でも、記載されています。

最初の研究では、「トルフェナム酸を含んだカプセル1錠」と「効力のない偽薬」を、健康なボランティア参加者に服用してもらい、二日酔いの予防を調査した結果が記載されています。結果は、「トルフェナム酸を含んだカプセル1錠」を服用した治験者の方が、そうでない治験者よりも、二日酔い予防に効果があったとされています。

また、この「トルフェナム酸を含んだカプセル1錠」を飲酒中に飲んだかそうでないかの研究では、なんと飲酒中に当薬を飲んだ方が、効果があったとする結果になりました。ただし、飲酒中に薬を飲むことは、肝臓や胃に負担をかけてしまうので、控えてください。

要するに、「トリフェナム酸」を含む薬は、二日酔いに効くということがわかりました。それでは、この「トリフェナム酸」を含む薬はあるのでしょうか?それは、「クロタム」という偏頭痛の薬です。ただ、残念ながら、最近ではあまりに御目に掛かることがありません…。

アスピリンやロキソニン®︎の二日酔いの効果は?

実際には、アスピリンやロキソニンは、二日酔いに効果があるという実証実験は確認できていません。しかし、「ロキソニン®︎が二日酔いに効くか医者を被験者にして確かめたい!」というクラウドファンディングが立ち上がるなど、実際に人で行われる治験も始まろうとしています。

今後の動向が注目です!

 

 

コメントする

*
*
* (公開されません)