知らない人も多い⁈醸造酒と蒸留酒の違いとは

お酒には、醸造酒と蒸留酒がありますが、みなさんこの違いはご存知でしょうか?今回は、醸造酒と蒸留酒の違いを簡単にご紹介します!

醸造酒とは?

醸造酒とは、原料を「酵母」の力で、アルコール発酵させて作られたお酒のこと

【詳 細】
アルコール発酵の全体を通した化学式はこのようになっています。

C6H12O6は、「グルコース」で、糖分のことです。そこに、「酵母」を混ぜて、アルコール発酵をさせます。なお、この「酵母」は、酸素がない場所でも活動することができる生物であるが、自分で作り出したアルコールによって活動が抑制されてしまう特徴を持っています。このアルコール発酵によって、C2H5OH(エタノール)CO2(二酸化炭素または炭酸ガス)が生じます。

ちなみに、この光景は、ワインを醸造する過程で、発酵が起こる際に生じるCO2(炭酸ガス)です。この装置がブクブクしなくなると、発酵が終わったことになります。

 

醸造酒にも種類があるって本当⁈

発酵種類(大項目)発酵種類(小項目)具体的なお酒
単発酵酒ワイン
複発酵酒単行複発酵酒ビール
並行複発酵酒日本酒

醸造酒を大きく分けると、「単発酵酒」と「複発酵酒」があります。それではそれぞれの特徴をご紹介します。

単発酵酒とは

単発酵酒とは、原料(糖分を多く含むものが多い(例:ぶどう))に酵母を混ぜることで、アルコール発酵を起こすことでできるお酒のことを言います。

複発酵酒とは

原料が、お米や小麦などの穀物の場合、これらのデンプンを糖に変えて(これを糖化という)、アルコール発酵を行ってできるお酒を複発酵酒といいます。デンプンを糖に変えて、アルコール発酵を行うものを、「単行複発酵酒」と言います。また、デンプンを糖分に変えつつ、アルコール発酵も同時に行う「並行複発酵酒」もあります。単行複発酵酒には、ビールなどがあり、並行複発酵酒には、日本酒などがあります。

蒸留酒とは?

蒸留酒とは、先ほどの醸造酒を蒸留して造った酒のことを言います。ここで中学の時に勉強したはずの「蒸留」について思い出してみてください。蒸留とは、「沸点の違いを利用して、物質を分離する方法」だったかと思います。そこで、なぜ蒸留によって、蒸留酒ができるのかを簡単に説明してみましょう。

発酵で生じる成分沸点
アセトアルデヒド20.2℃
エーテル26.0℃
アセトン56.6℃
メタノール64.6℃
エタノール78.3℃
100℃

この表から、水の沸点である100℃よりも低い温度で沸騰して、蒸発してしまうものが蒸留酒の多くの成分を占めます。そのため、蒸留酒は、醸造酒よりも水を含む比率が少なく、アルコール度数が高くなるのです。

代表的な蒸留酒:ウィスキー焼酎泡盛ラム酒など

最後に

いかがだったでしょうか?蒸留酒も醸造酒から出来ていたんですね。お酒の成り立ちも知りつつ、お酒をより楽しめるといいですよね。

 

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SAKE RECO 編集長

SAKE RECO 編集長

日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。以前から日本ワインは勉強中!

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