痛風の原因となる「プリン体」の正体とは⁈

お酒を飲み始めてからよく目に触れるようになってきた「プリン体」ですが、実際「プリン体」とはどんなものなのでしょうか。プリン体が身体に及ぼす影響から、プリン体が含まれる食物まで調べてみました!

そもそもプリン体とは

まず、プリン体についてご紹介します!DNAの構成する塩基成分に、「核酸塩基」と呼ばれるものがあります。その主なものに、高校の授業で習ったかもしれませんが、「アデニン(A)」「グアニン(G)」「シトシン(C)」「チミン(T)」があり、構造の骨格からそのうちの2種類(AとG)がプリン塩基に分類されます。これがいわゆる「プリン体」の正体です。

プリン体の影響

プリン体の影響と言えば、「痛風!」のようなイメージを持っている方は多いと思いますが、なぜプリン体が「痛風」の原因となるのでしょうか。プリン体を多く摂取すると、体内で「尿酸」と呼ばれる物質に変わります。その尿酸が体内で処理しきれなくなると炎症を起こし、痛風を発症すると言われています。

なぜ「痛風」と呼ばれるのかには諸説あります。まず、痛みが起こる場所がまるで風が吹くように全身の関節や骨端部を移動し、なおかつ、風が強くなったり穏やかになったりするように痛みが酷くなったり和らいだりを繰り返すことから命名されたという説があります。他にも、痛みの悪風に中る(あたる)という意味で「痛風」となったとする説や、痛み発作が出ている部分は吹いてきた風が当たるだけでも痛いから「痛風」となったとする説もあるようです。

ビールに含まれるプリン体

それでは、ビールにはプリン体は実際どの程度含まれているのでしょうか。基本的には、「100ミリリットルあたり約6ミリグラム」が大体の平均となります。他のお酒も比較対象として調べてみました。それぞれ100ミリリットル中に、ワイン0.4ミリグラム、日本酒1.2ミリグラム、ウイスキー0.1ミリグラムとなっていました。こうしてみると、確かにビールにはプリン体が多く含まれていると言えそうです。

それなら、食べ物に関してはどうなのでしょうか。DNA内にプリン体が含まれているのならば、他の食物にもプリン体は含まれていそうです。レバー類は100グラム中200~300ミリグラム、白子は100グラム中300ミリグラムでした。そう考えると、痛風予防のためにはまずビールよりも食事に気を使った方が良さそうです。

おわりに

プリン体は確かにお酒の中ではビールが多く入っていると言えますが、ビールを控えたからといって痛風予防が完璧だということにはならなさそうです。食事を含めたトータルでプリン体を考えることで痛風予防に初めて効果があるのでお気をつけください!

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