山梨のワイナリー見学で行っておきたいサドヤのワイナリー見学とは⁈

TBS系列の「マツコの知らない世界」でも「シャトーブリヤン1962」が取り上げられた山梨県甲府市にあるサドヤワイナリーをご存知でしょうか?JR甲府駅から徒歩5分と駅に激近でありながら、歴史のあるワイナリーで、欧州ぶどう品種でのワイン作りの草分け的な存在です。それでは、そんな歴史あるサドヤワイナリーの見学をご紹介します!

【サドヤワイナリーおすすめ記事】

【マツコの知らない世界】で注目⁈サドヤの日本一長熟ワインとは?

JR甲府駅から徒歩5分⁈実際にサドヤワイナリーへ行ってみた!

サドヤワイナリーは、JR甲府駅の北口を出てから徒歩5分で到着してしまう場所にあります!それでは、JR甲府駅からサドヤワイナリーへの経路を地図で見てみましょう!下のGoogle Mapをご覧ください!

まず、最初にJR甲府駅の北口を右に出ます。下の写真は、北口のロータリーへ降るエスカレーターです。では、ここから、実際にサドヤワイナリーへの道を所々、写真を使ってご案内していきます。

上の写真のエスカレーターを降ると、ロータリー・広場が見えてきます。この広場を右斜め前に進んでいきましょう。

すると、県道31号線になりますので、道なりに進んで行きましょう!

進んでいくと、右手には、甲府城跡が見えてきます。晴れていると、その上に富士山を見ることができますよ。今回の訪問では、幸いにも見ることができました!

そのまま直進すること、約2分ほどで、サドヤワイナリーの看板を見つけることができます!

そのまま直進すること、30秒ほどで、無事サドヤワイナリーに到着しました!

このまま、門を潜って進んで行くと、ワイナリーの敷地内に入って行けます。入り口には、10台以上の駐車スペースが用意されているので、お車でも来れます!

手前の場所(白い塀が設けられている)は、ワインショップの建設中だったのですが、入ってみるとこんな感じの風景です!

見学ツアーの受付もこのように看板が出ているので、迷わずに受付する場所まで行くことができますよ!

すぐに、ワインショップの仮の屋舎が見つかりました。なお、2019年5月以降は、新しくワインショップが完成する予定とのことなので、この看板の場所等も変更になるかもしれません。

サドヤワイナリーとは⁈

ここで、簡単にサドヤワイナリーの概要を少しご説明します。サドヤワイナリーは、江戸時代、灯の油の商売をしていましたが、明治時代になると、文明開化の影響もあり、街頭や電灯に変わり、サドヤも業態の変更を余儀なくされました。しかし、新しいもの好きであったこともあり、サドヤ洋酒店という名前で、洋酒を取り扱うようになります。また、その後、葡萄畑の開墾に励み、1936年以降、ワイン作りに挑みます。しかしながら、戦争に突入してしまったこともあり、ブランドとして、販売するようになったのは、1946年から。その時から「シャトーブリヤン」という名前でワインを製造・販売しています。

今では、ワイナリーの他にも、レストランやウェディングも行っていて、年初から多くの人が訪れるそうです!下記のサドヤ公式サイトより、ご確認ください!

サドヤ公式サイト:http://www.sadoya.co.jp/

サドヤワイナリーの見学とは

サドヤワイナリーの見学は、下記の通りです。

【サドヤワイナリー見学概要】
見学料:¥500
定員:20名まで 、各回40分程度を予定しています。
時間:10:00、11:00、13:00、14:00、15:00、16:00
予約ページ:http://www.sadoya.co.jp/winery.html (ページ中段に予約フォームあり)

サドヤワイナリーの見学を実際に体験!

実際に、サドヤワイナリーの見学受付を済ませ、見学スタート!と言いたいところですが、少し来るのが早すぎたので、ワインショップで、待つことにしました!そのワインショップには、販売しているワインが綺麗に並べられています!

そして、サドヤさんは、山梨の中でも、歴史が古いことに相まって、こだわりの美味しいワインを長く生産されていることから、かなり多くの有名人のかたが訪れています。例えば、サッカー選手の中田さんや北澤さんなどが来られています。

テレビ番組の取材で、ガレッジセールのお二人も来られているようです!

店内を見ていると、お声がかかり、そして、いよいよ、ワイナリー見学がスタート!

ワイナリー見学の案内をしていただいたのは・・・

実は、ワイナリー見学の予約をする際に、ご担当者の方にメールで、「シャトーブリヤン」について詳しい人とお話がしたい旨をお伝えしましたところ、萩原健一顧問からご案内してもらえるということでした。この方です。

このお写真では、紳士的な印象を受けて、実際にお会いさせていただくと、「聞きたいことがあったら、お話をとめてもいいから聞いてくださいね」とおっしゃっていただけて、とても優しく接していただきました。

このワイナリー見学後に知ったのですが、こちらの方、ワインの歴史の書物にも記載される日本ワインを語る上でとてもすごい重要な方であるのと、後、水泳日本代表の萩原智子さんのお父様でもあるとのことで、とても驚きでした!では、実際どのような見学だったのかをご紹介して行きます!

見学時の服装と注意点

見学は、地下庫で行われます。かつてのワイン醸造の話やこれまでのサドヤワイナリーの歴史を知ることができます。地下の見学ツアーということもあり、見学に行く前は、カイロを背中と肩に貼っていきました。

実際に地下庫に入ってみると、むしろ外よりも暖かく感じられるくらいなので、冬は、外と同じくらいの服装でいいでしょう。また、夏は、外の気温と比べると低いので、羽織る物を持って行くことをおすすめします。

また、地下庫は、かなり暗いので、足元には、十分お気をつけくださいね。

ワイナリー見学の内容は⁈

サドヤワイナリーの見学は、たくさん知らなかった知識やストーリーを知れるいい機会だと思います。ですので、全部をお伝えしたいのですが、今回は、一部だけ見学の内容をご紹介します!全貌は、ぜひ、サドヤワイナリーの見学に参加して、体験してください!

欧州葡萄品種を積極的に試験⁈

創業当初、ワインを作るために、欧州葡萄品種を80種類ほど試して、栽培したのだそうです。その一部の品種がこのように、パネルで掲載してあります。

これらの葡萄品種の中から、選ばれたのが、「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「メルロー」、「セミヨン」の3品種だそうです。「【マツコの知らない世界】で注目⁈サドヤの日本一長熟ワインとは?」でもご紹介しましたが、現在では、ほとんど「メルロー」の品種は栽培されていないそうです

というのも、1970年代、特に、1977年は豪雨による災害になるほど、雨の影響を受けたことで、メルローが全滅してしまったそうです。ですので、「シャトーブリヤン 1962」は、カベルネ・ソーヴィニヨン:70%、メルロー:30%の比率でブレンドされていて、なおかつ、葡萄の栽培がよくできた年であったことから、マツコさんも、「エロじじい」と称するほど美味しくなおかつ、今は栽培をほぼしていないメルローが入っているという希少性があるワインとの呼び名が高いそうです。

こんなストーリーのある「シャトーブリヤン1962」をまだ家に保有・保管している方は、もしかしたら、すごいヴィンテージになるかもしれませんので、飲まない方がいいかもしれませんw

ちなみに、メルローは雨に弱いのに相まって、バンプ病という病気にも弱いので、育てるのが難しかったそうです。現在では、育てやすいメルローの品種が入ってきているので、以前よりは、メルローを栽培するワイナリーも増えたとか。

醸造は、お風呂のようなタイル部屋で⁈

上記の写真のように、現在は、ワイナリー見学として使用されていますが、このタイル張りになっている部屋が、ワインの醸造場所でした。写真の右下には、現在は人が通れるようになっていますが、かつてここを醸造に使っていた頃は、それも塞がっていたとのことです。

そして、それをポンプで汲み上げていたのが、下の写真です。

ここから醸造されたワインを汲み上げていたのだそうです。

サドヤワイナリーの歴史がすごい⁈

サドヤワイナリーの創業は、大正6年の葡萄畑の開墾スタートとしているようです。しかし、サドヤワイナリーの歴史は、その創業前から始まっているようなんです。

というのも、日本ワインの始まりは、1870年(明治3年)の山田宥教と詫間憲久の青年2人が「ぶどう酒共同醸造所」というワイン醸造所を設立したところまで遡ります。江戸時代から葡萄作りが盛んに行われていた山梨では、政府がワイン作りを奨励するほどでした。しかし、その挑戦も数年で経営難に陥り、終了してしまいます。そこで、1877年(明治10年)に、「大日本山梨葡萄酒会社」という民間会社が設立されますが、それも数年で終了します。

実は、それらの設備や技術を引き継いでいるのが、サドヤワイナリーなんですって。しかも、サドヤワイナリーの葡萄畑は、ここにあるのですが・・・

サドヤワイナリーを東京方面に2〜3kmほど行ったところに、甲斐善光寺があります。その甲斐善光寺の裏山に葡萄畑を開墾し、ワイン作りをはじめました。下の二つの写真は、サドヤ農場の開墾当初と現在の比較です。どちらも右上に甲斐善光寺が見えます。

開墾当初のサドヤ農場(昭和11年頃)

現在のサドヤ農場

しかし、本格的にワイン作りが始まった1936年以降は、戦争が激化し、サドヤワイナリーも軍事工場として使われます。特に、ワインは、戦時中武器として使われました。というのも、魚雷や潜水艦の発する音波を察知することができる酒石(いわゆるロッシュ塩)がワインから取れるためでした。

そのため、戦時中には、サドヤを当時の海軍大本営参謀の高松宮が訪問したこともあるそうです。しかしながら、そのような経緯もあり、1945年7月6〜7日の甲府空襲の際に、襲撃を受け、被害を受けたのですが、地下のワインを販売するなどして、1946年のシャトーブリヤンの販売に漕ぎ着けたのだそうです。

その後は、多くの有名人や芸能人にシャトーブリヤンは愛されています。

初心者でも簡単⁈ワインのテイスティングが体験できる!

サドヤワイナリーの見学では、ワインのテイスティングを教えてもらえます!樽を熟成させているところに、こんな感じで、3種類のワインが置かれています。

色と香り、味わいの3つの要素を、今回は、萩原さんと一緒に確認していきました!一緒に見ていけるため、わからないことがあればすぐに聞けるという特典付きです。

ワイナリー見学後は、直営店でワインを購入すると5%割引されるチケットと購入後に1杯グラスワインを飲める特典も付いていますので、飲んでみたいワインがあればぜひ、購入してみてください!ちなみに私は、甲府開府500周年記念のスパークリングワインを購入しました!甲府でとれた100%甲州と武田神社の自然酵母で作っていて、スッキリした辛口で、味わいはしっかりと果実味を感じるので、和食にもおすすめです。特に、焼き鳥や肉じゃがなどにも合いますよ!

また、購入後に飲んだワインが、「シャトーブリヤン ミュール」という辛口の赤ワインです。酸味も効きつつ、タンニンもしっかりしていて、お肉料理に合わせやすいワインでした!

テーブルワインで、普段の家飲みにも向いているワインです。

最後に

「ワインは好きだけど、よくわからない」というワイン初心者には、ぜひおすすめです!また、ストーリーを感じてワインを召し上がりたい方にもおすすめです!

そして最後に、サドヤさんのヴィンテージワインの倉庫を見せてもらいましたので、一部だけお見せしますね!まず最初は、昨年「マツコの知らない世界」でも「エロじじい」と称された「シャトーブリヤン1962」です。

そして、「シャトーブリヤン 1977」です。上の1962と比べると、カベルネ・ソーヴィニヨン100%になっているのがわかりますね。これも、ストーリーを知っていると面白いお話ですよね!

ワインに興味がある人は、ぜひ、サドヤワイナリー見学に行ってみてください!

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