実は知られていなかった焼酎の作り方とおすすめ焼酎

日本酒同様、日本でよく飲まれている焼酎。日本酒が脚光を浴びる中、焼酎の魅力もぜひ知っておきたいところです。そこで今回は、焼酎の作り方やその魅力について、ご紹介して行きます!

焼酎とは⁈

焼酎は、蒸留の技術が伝わった14世紀ごろから日本に入ってきたとされています。そもそも、蒸留とは、「沸点が異なる液体を沸騰させて、分離させる化学反応」のことをいい、この蒸留の技術を使ったお酒を蒸留酒といいます。

サケレコでも「知らない人も多い⁈醸造酒と蒸留酒の違いとは」の記事でご紹介しましたが、蒸留酒は、醸造酒と比べて、アルコール度数が高く、また、長期熟成に向いていることが特徴です。

そのため、蒸留酒である焼酎も、蒸留後すぐに商品化するのではなく、甕やステンレス、樽などを使って、長期熟成を行い、味をまろやかにしていきます。

焼酎の歴史

先ほどもご紹介したように、焼酎は、蒸留の技術が入ってきた14世紀ごろからあったとされています。鹿児島県大口市の郡山八幡神社に、「けちな座主で、一度も焼酎をふるまってくれなかった」という1559年に書かれたとされる棟木札が確認されたことから、この当時には、「焼酎」という言葉が存在していたこともわかっています。

その頃の酒造りの原料となっていたのは、日本酒同様「お米」でした。そのため、江戸時代に入ると、年貢制度が確立し、米の貴重度合いは、増しました。そこで、江戸時代以降、米以外にも、その土地で名産の材料を使って、焼酎を作るようになりました。

焼酎の作り方とその手順とは⁈

焼酎の作り方には、大きく分けると2パターンあります。「もろみ取り焼酎」と「粕取焼酎」です。

もろみ取り焼酎

麹(米もしくは麦)に、水と酵母を加えて発酵させたもろみに主原料(米・芋・蕎麦など)を仕込んで、蒸留させて、その後熟成させます。この蒸留の場合は、単式蒸留機を使用します。単式蒸留機は、ウィスキーの工場でも使用されており、原料本来の風味や味わいを残したい時に、用いられる手法と言われています。

この単式蒸留器は、かつてから存在している手法で、蒸留して抽出できた酒を何度か蒸留することで、純度が高くなりアルコール度数が高くなりまる。現在もこちらの手法を取っていることが多い。

粕取焼酎

これは、日本酒を作る時にできる酒粕をセイロ式蒸留器で蒸留して造るものになっています。そこに風味を加えるために、籾殻を混ぜます。

製麹:米を水洗いし、水をよく含ませて、その後水切りを行い、蒸します。その後、麹菌を撒いて、菌の繁殖を促します。

一次仕込み:①で出来上がった麹に、水と酵母を加えて、酵母菌を繁殖させます。 ※この時、発酵するため熱が発生し、室温が上昇してしまいます。温度が、30℃以上になると酵母が弱ってしまうので、注意が必要とされています。

二次仕込み:②で出来上がった酒母(一次もろみ)に、蒸した主原料(芋焼酎=芋、蕎麦焼酎=蕎麦など)と水を加えて、さらに発酵させます。 ※この時も、一次仕込みと同様に室温が上がるため、注意が必要。

蒸留:二次仕込みでできたもろみを単式蒸留器で蒸留させます。蒸留初期の段階の原液は、アルコール度数が高く、その時のアルコールを「初垂れ(ハナタレ)」といいます。蒸留が進むと、度数が落ちたアルコールが出てきます。これを「末垂れ(スエタレ)」といいます。

貯蔵・熟成:蒸留後の原酒は、まだアルコールの香りが非常にきついなど若さがあるため、甕やステンレス、樽などを使って、熟成させます。

サケレコおすすめの焼酎4選

それでは、サケレコおすすめの焼酎を4つご紹介します。結構ニッチな焼酎ばかりをご紹介してますので、悪しからず。

芋焼酎:名山堀 25度 / 鹿児島酒造

特徴:伝説の杜氏である「黒瀬安光」さんの名作とも言える「名山堀」。クセがなく、スッキリしている中にも、芋の香りはしっかりしているので、お湯割りにすると香りも旨味も感じられるので、おすすめです!地域限定なので、鹿児島酒造のオンラインショップのみ購入可能です!

オンラインショップURL:http://kagoshimasyuzou.jp/products/detail/blog_id/1/entry_id/30

芋焼酎:炭火焼安納芋 原酒37度 / 種子島酒造

特徴:甘いもの好きで、焼酎好きなら、この焼酎は、絶対に飲んでおくべき一品です。香りは、安納芋本来の柔らかい甘さをイメージさせつつ、焼いた焦げ目までも想像できるくらい香りがとても引き立ちます。おすすめの飲み方は、まず、ロックで一度飲んでみて、そのあと、香りを楽しむのに、お湯割りで飲まれることをおすすめします!

麦焼酎:二千年の夢 四拾弐度 / 壱岐の蔵酒造

特徴:スペインから取り寄せたシェリー酒の樽の中で3年以上長期熟成させた焼酎。香りは、樽の甘い香りとフルーティーな香りが融合しています。また、飲むと、口の中でとろみを感じることができる、コクもしっかりあり、食も進みそうな味わいです。

米焼酎:八海山本格米焼酎 オーク樽貯蔵風媒花 / 八海醸造

特徴:日本酒で圧巻の有名銘柄を持つ八海醸造の米焼酎。日本酒醸造の技術を生かして、3段仕込み造り、オーク樽を使って、熟成しているのに、酒粕の吟醸の香りと樽の甘みがよく出ています。

まとめ

ぜひ、様々な原料の焼酎を召し上がってみてはいかがでしょうか?

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