地形から呑む酒 千葉上総編

地形から呑む酒 千葉上総編

今回は、「地形から呑む酒 千葉県上総編」ということで、千葉県下総の地形だからこそ、生み出されたお酒をご紹介します!

千葉県上総の地形

上 総(かずさ)
千葉中部(市原市や木更津市、九十九里町、茂原市など)。かつて、東海道の一端であったこの地域に京から来た船は、着岸し、下総や安房へと赴いた。そのため、京から近いという意味で、この一帯を上総と呼んだとされている。この地域は、① 東京湾地域 ② 丘陵地域 ③ 太平洋沿岸に分けられます。特に酒造りでは、冷涼な山間部の丘陵地域(君津市の久留里城周辺・大多喜城周辺)や太平洋沿岸(一宮町やいすみ市)の日本酒は、千葉の中でも、伝統のある酒蔵です。

上総酒造メーカーおすすめベスト3

吉崎酒造株式会社 【日本酒】

創業:1624年(寛永元年) ☆千葉県に現存する最古の酒蔵
所在地:千葉県君津市久留里市場102
代表銘酒:吉壽、月華
特徴:久留里城下で創業した当酒蔵は、お酒作りをする上で非常に恵まれた土地であった。① 水が豊富(山間部に位置するため)② 上総掘りによる安定した水供給 ③  城下町による安定消費 であった。特に、水は、平成名水100選の「久留里の水」を仕込水としていることもあり、瑞々しい味わいを堪能できる。また、久留里街道が整備されていたため、木更津や富津にあった船着場まで出やすい環境にもあったことから、流通面でも強かったようです。

おすすめ銘柄:大吟醸 月華


アルコール度数:15〜16度
精米歩合:40%
特徴:瑞々しい舌触りで、すっきりとした辛口の味わい。キンキンに冷やした冷酒で、召し上がること間違いなし。
おすすめ飲み方;冷酒
マリアージュ:塩辛、へしこ(少し塩辛いもの)
(写真:吉崎酒造HP)

豊乃鶴酒造 【日本酒】

創業:1781〜1788年(天明年間)
所在地:千葉県夷隅郡大多喜町 新町88
代表銘酒:大多喜城、銭神
特徴:先ほどご紹介した吉崎酒造さんより太平洋よりの山間に位置する大多喜。山があり、水も豊富な地域です。特にこの地域一帯の岩石には、ミネラルを多く含んだものが点在しており、お水も少し硬い。ですので、全体的な舌触りは、スッキリとしつつ、鋭さを持っています。また、太平洋に流れる暖流「黒潮」の影響で、比較的温暖な気候と言える。

おすすめ銘柄:大多喜城 大吟醸 720mL


アルコール度数:16.5%
精米歩合:45%%
特徴:舌に触れた当初は、フルーティーな香りが広がり、果実味のような甘さがかすかに感じられるが、最後には、辛口で〆まるような味わいです。
おすすめ飲み方;常温(冷酒も可)
マリアージュ:旬の白身魚のお刺身、山菜などの天麩羅など
(写真:豊乃鶴酒造HP)

木戸泉(きどいずみ) 【日本酒】

創業:1879年(明治12年)
所在地:千葉県いすみ市大原7635-1
代表銘酒:木戸泉、自然舞、afs(アフス)
特徴:添加物や農薬、化学肥料を一切使わない日本酒の体現を継続している酒蔵さんです。

おすすめ銘柄:木戸泉 純米 瓶囲い 1.8L

アルコール度数:16%
精米歩合:65%
特徴:地元いすみ市産の酒造好適米「総の舞」100%使用。香りは、芋のような香りですが、味わいは、純米独特の濃い味。癖のある味わいが、たまらない。
おすすめ飲み方;常温・冷酒・ロックなど(様々な飲み方をお試しください)
マリアージュ:酒盗、カラスミ大根、金目鯛などの煮付け(味が濃いめのお料理に合います)
(写真:木戸泉HP)

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最後に

江戸時代や明治時代から続く、由緒ある酒蔵さんの多くが、オーガニック素材にこだわっていることがわかりました。千葉南部にお出かけになった時は、お土産で、日本酒を買ってみてはいかがでしょうか?

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