大酒飲みだった私が減酒に成功した4つの行動
30歳を過ぎると「体型」や「体重」そして「健康」に気をつけようとする人も多いかと思います。そんな筆者も、20代に飲みすぎて体重が大学卒業時から15Kg増になり、尿酸値も爆増しました…。
そこで、飲酒量を減らしつつ、適量でお酒を楽しみたいなあと考えるようになり、ようやく最近は、飲酒頻度が週2日ほどで平均で2〜3杯程度に減酒することができました。今回は、その時に試した施策をご紹介します。
減酒を試みた訳とは?
飲酒量を減らしたいと思った理由は、「ダイエット」と「健康」です。そもそも、「ダイエットしたい!」と「健康になりたい!」と思った理由は、2017年に起きた個人的な出来事がありました。
その出来事によって、家族についてよく考えるようになり、詰まるところ「健康で仕事の成果を出し続けること」が自分にとって、非常に重要であるという風に考えるようになりました。
それだけでなく、その時に受けた「健康診断」が悲惨すぎたのもありました…。
例えば、尿酸値やLDLコレステロール値、中性脂肪値が基準値を大幅に超えてしまっていました。お医者さんからは、「このままじゃ何かしらの生活習慣病に罹ってもおかしくないよ…。」と真顔で言われて、だいぶショックを受けました…。
そこで、一番変えないといけないといけないと思ったのが、「飲酒量」と「飲酒する際の食べ物とその食べる量」でした。自分の「酒ライフ」を俯瞰して見てみると、飲酒すればするほど食べる量が倍速しているかのように増え続けていることに実は気づいていたからです。
「お酒を飲むと「食べたくなっちゃう」の理由とは?」の記事でもご紹介したのですが、お酒を飲むことで脳の視床下部にある神経細胞AgRPが活発化し、食べる量が増加してしまうとのこととも自分の飲酒行動が一致します。
ということは、「飲酒量」が減ると食べ過ぎを防ぐことができるんじゃないかということになり、「減酒」を試みました。
自分の飲酒パターンとは?
■ 1週間の飲酒頻度と飲酒量
減酒をする前までは、週5〜6の飲酒頻度で、平均でビールジョッキ6〜7杯程度は飲んでいました。ほろ酔いというよりも、ガッツリ酔っぱらうくらいまで飲んでいたという感じです。
そんな飲兵衛の私が、減酒を成功させるために、どんなシチュエーションでお酒を飲んでいるのかを考えてみました。考えたのは、下記です。
2.どんな時に、飲酒量が増えてしまうのか平日と休日に分けて考える
平日の飲酒
平日は、だいたい23時ごろの帰宅になることが多く、夕食はコンビニやお弁当で済ますか、もしくは家族や友人と外食するかのほぼ2択でした。
A. コンビニで済ます場合
夕食をコンビニ済ます場合、「お弁当」や「おにぎり」を手に取ってから、その流れで「お酒コーナー」に足を運んで、「缶チューハイ」や「ビール」を購入し、飲酒することが多々ありました。
そこで、お酒を飲む時に、飲酒量が増えてしまう場合についても考えてみました。コンビニで1本だけ購入したはずなのに、結果的に飲酒量が1本以上になってしまっていることがあることに気付きます。
それが、「ストロング系缶チューハイ」をコンビニで購入している時でした。というのも、ストロング系はアルコール度数が高い(9%程度)わりに、他の缶チューハイ(3〜5%程度)と同様の勢いで飲んでしまうため、お酒による酔いも早く、すぐに自分で自分をコントロールできなくなってしまっていることに…。
それだけでなく、「ストロング系を飲まない方がよい衝撃の理由とは?」の記事でも書きましたが、缶であることで、自分の飲んでいるスピードを把握することができないために、飲酒のスピードが早くなっていました。
このため、「ストロング系缶チューハイ」を飲むと「自分に対するコントロール」が効かずに、知らぬ間に家でストックしているお酒に手を出していました。この結果、飲酒量が増えて、飲酒に伴って食べる量も増えていました。
平日の飲酒パターン〜コンビニ編〜・コンビニで、ストロング系缶チューハイを飲んだ場合、結果的に1本以上の飲酒量になっていることが多かった。
理由:ストロング系チューハイのアルコール度数の高さと低アルコール飲料(もしくは清涼飲料水)と同じような飲酒スピードで飲んでしまい、酔いが早くなり、自分自身を制御することができず、家のストックのお酒を飲んでしまい、飲酒量が増えている。
B. 外食の場合
家族や友人との外食では、ついつい飲み過ぎてしまうことが多いというのは正直みなさんもそうなのではないでしょうか?私も、知らぬ間に、10杯近くを飲んでしまっていて、翌日に二日酔いになることも往々にしてありました。
では、何故外食すると飲み過ぎてしまうのかについても考えてみました。外食の際、お店によるかと思いますが、私の場合、居酒屋さんのような「とりあえず(生)一杯!」みたいな雰囲気のお店の時に、飲み過ぎてしまっていることに気付きました。
その一方で、ペアリング(食事に合わせてアルコールまたはノンアルコールを提供する)を提供する飲食店では、提供される食事と飲み物が決められているだけでなく、常に水がサービスされるので、お酒と一緒に水を飲む分だけお腹がいっぱいになるのかそれ以上の飲酒量になっていないようでした。
ちなみにある一説によれば、水自体は二日酔いを予防する働きがある訳ではなく、お酒と一緒に飲むことで水分の摂取量が多くなるため、お酒の量が少なくなることから、水を飲むことにメリットがあると言われています。
平日の飲酒パターン〜外食編〜・「とりあえず生ビール」のような、水をサービスせずに飲み物のオーダーを取るような居酒屋の場合、飲酒量が多くなる傾向が強かった。・一方で、ペアリングをメインとする飲食店の場合、決められた食事とお酒なので、飲酒量がセーブされることが多い。
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