アンセリンとは？

アンセリンとは、動物の筋肉に含まれるペプチドのことを言います。よく「ペプチドって何？」と疑問に思われる人も多いかもしれませんが、ペプチドはアミノ酸が2個以上50個未満で構成されています。

このアンセリンは、特にマグロやカツオなどの魚や鳥類の筋肉に多く含まれているとされています。最近では、様々な研究実験で、多くの健康的な効果が確認されています。

アンセリンのポイント
・尿酸値低下
・抗疲労効果
・血圧低下
・抗炎症作用　など

特に、「尿酸値低下」については、マグロやカツオからのアンセリンに効果があるという研究結果が出ており、30代以降の働き盛りの男性にとって朗報ということもあり、非常に注目されています。

本当に尿酸値が低下するのか？

2014年　「海洋性アンセリンの健康機能」についての研究

2014年に日本食生活学会で発表された「海洋性アンセリンの健康機能」という題の研究では、海洋性アンセリンの健康的な効果について調査しています。

この研究では、「尿酸値降下機能」をはじめ、「抗疲労効果」や「自律神経への作用、血糖、血圧への影響」について、明らかにされています。

研究結果

尿酸値降下機能についての実験では、血清尿酸値が6.5〜8.0mg/dLの成人男性48名を対象に、臨床試験を行いました。なお、よく健康診断などで記載されている「基準値の尿酸値」は、男性3.8〜7.5mg/dL・女性2.4〜5.8mg/dLです。

この実験では、アンセリンが高用量と低用量のもの、そしてプラセボの場合で効果を測りました。プラセボを４週間連続で投与した場合、摂取前と比較して、有意な変化は見られませんでした。

しかし！アンセリンを低用量・高用量で摂取した場合、摂取から４週間後に低下傾向にあることが明らかになりました。しかも、高用量の場合、摂取終了から２週間後に有意な低下が見られたこともわかった。

なぜ、アンセリンで尿酸値が低下するのか？

当研究では、アンセリンが尿酸値を低下させるメカニズムについて、簡単に触れています。

プリン体は本来、プリン体代謝酵素であるHPRT（ヒポキサンチンホスホリボシルトランスフェラーゼ）で再利用されることがあります。このアンセリンを継続的に摂取することで、尿酸の再利用を促進すると考えられています。

また、乳酸脱水素酵素（LDH）も活性化することで、尿酸の吸収を抑制することも仮説立てられています。このことから、尿酸値の上昇を防ぐと考えられています。

マグロやカツオに含まれる「海洋性アンセリン」は、尿酸値の上昇を抑制してくれる働きがあります！

では、SAKERECOがおすすめする痛風予防が期待できるアンセリン商品をご紹介します！