ストレスで飲酒量が増えるって本当⁈アルコール依存症にならないため方法とは⁈

日々のストレス発散に飲みたくなるのが、「お酒」ですが、ストレスで飲酒量が増えてしまい、「アルコール依存症」で悩んでいる患者数は、国内でも約5万人程度います。そこで今回は、「ストレスと飲酒」の関係とストレスによる飲酒量を増やさないための方法をご紹介します!

SAKE RECOのアクセス解析からも見える「ストレス」と「飲酒量」の関係

SAKE RECOメディアを運営してみて、曜日によってアクセスが大きく変わることに驚きました。アクセスが5万PV以上を超えてから明確になったのが、月曜と火曜に比べて「水曜〜土曜」のアクセスがとても増えることです。しかも、検索ワードを調べてみると、「二日酔い」「飲み過ぎ 頭痛」など、お酒を飲み過ぎたことをうかがわせるようなワードが多くなるようになりました。

その時から感じていた疑問なのですが、「なぜ、水曜〜土曜に飲み過ぎたことをうかがわせるようなワードで検索されることが多いのだろう」と。もちろん、金曜日と土曜日は、土曜日が休みという会社が多い日本の社会では、華金と呼ばれるように、「お酒を飲む日」だからアクセスが増えることはわかります。しかし、「水曜」に検索されているワードの多くが、「二日酔い 予防」、「飲む前に飲む」のような「これから飲むぞー!」という感じの内容のワードでした。また、「木曜」からは、水曜に検索されているワードの他に、「二日酔い 治し方」、「二日酔い 頭痛」のような内容のワードが多くなりました。

そこで、実体験を踏まえて、仕事によるストレスで「飲酒量」が水曜くらいから増えるということなのではないかと思うようになりました。

「ストレス」のメカニズム

日々の仕事で、取引先に行ったり、上司に叱られたり、結果が思うように出せなかったりして、ストレスが溜まることが多いのではないでしょうか?では、世間でいうこの「ストレス」が生まれてしまうメカニズムから見て行くことにしましょう。

そもそも、「ストレス」とは、多くのメディアや書籍などでは、「外部の身体的・心理的な刺激によって生じる負荷であり、『歪み』」と表現されていたりします。では、この「ストレス」をもう少し詳細に見ていきましょう。

先ほど、「外部の身体的・心理的な刺激によって生じる負荷」と記載しました。このような外部的な刺激を受容する(受け取る)のが、「扁桃体」と言います。この扁桃体は、「不安や悲しみ、喜び、痛み」や「記憶」を司る器官です。この扁桃体が、刺激を受容すると、体に「危機」を警告し、興奮状態になります。この警告が、「視床下部」という部位を通じて、「下垂体」そして「副腎」に到達します。この時の警告というのは、古来の原始人が、トラやライオンに襲われる「危機」と同じくらいの感応度で警告を鳴らすので、どんな刺激であっても、体や心にとっては、かなりの負荷がかかることになるわけですね。その理由は、原始人から脳は、大幅にグレードアップされている訳ではないために、先ほどのような負荷がかかってしまうことにもなってしまう訳です。

そして、扁桃体が鳴らした警告が、「副腎」に到達すると、「コルチゾール」と呼ばれるホルモンが分泌される訳です。この「コルチゾール」は、別名、ストレスホルモンと言われ、重圧となって心身の疲労として、蓄積されていきます。また、それだけではなく、全身に血を巡らせるために、心臓が活発に動き、血圧が上昇します。このように、リラックスしている時に比べて、心身への疲労度合いは高まります。そして、このコルチゾールの血中濃度が慢性的に高くなってしまうと「うつ病」になってしまうリスクが高くなります。

ストレスを抑えるアルコール

そんな心身に影響を及ぼすストレスですが、では、アルコールは、このストレスとどのような関係にあるのでしょうか?

実は、アルコールには、ストレスを「即座」に抑えるだけの強力な働きがあります。なぜかというと、アルコールには、私たちの体内に存在する抗ストレス作用を持つアミノ酸の一種「GABA」を活発にしてくれる効果があるからです。この「GABA」は、興奮系の物質の分泌を抑える働きがあり、リラックス状態をもたらす効果があります。そのため、アルコールはストレスを抑えてくれるのです。

しかし、「ストレス→飲酒→リラックス」を体が覚えて、過剰にこれを求めてしまうと、アルコール依存症に陥ってしまうので、ストレスが溜まっている時に、飲酒するには、特に注意が必要です。ちなみに、潜在的なアルコール依存症の人は、100万人以上いる可能性があるというデータも出ているほどです。

ストレスでの飲酒を抑えるには「有酸素運動」が大切⁈

ストレスで飲酒をすることは、たしかに、ストレスを抑えてくれますが、アルコール依存症のリスクもあります。では、アルコールを摂取すること以外にストレスを抑えるためには、どんなことができるのでしょうか?答えは、ランニングやバイクなどの「有酸素運動」を定期的に行うことです。

有酸素運動には、ストレスホルモンとも言われる「コルチゾール 」の血中濃度を抑えてくれる働きがあることがわかっています。たしかに、運動をするので、一時的には、血中コルチゾール濃度は高まりますが、定期的に運動をするとこのコルチゾール は、運動以外で感じたストレスの時でも上昇しづらくなります。

また、100%に近いパフォーマンスで、有酸素運動をするというよりも、70〜80%程度の負荷で、短時間でも良いので、定期的に継続して、運動することが大切です。

最後に

「ストレス→飲酒」ではなく、「ストレス→有酸素運動」をして、楽しくお酒を楽しむようにするといいかもしれません!ぜひ、実践してみてください!

 

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SAKE RECO 編集長

SAKE RECO 編集長

日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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