飲酒しながら痩せられる今話題の「HIITトレーニング」

お酒を飲んでも効果抜群に痩せられる!?

2019年にスペインの研究者を中心に発表された「Beer or Ethanol Effects on the Body Composition Response to High-Intensity Interval Training. The BEER-HIIT Study」では、HIIT(High-Intensity Interval Training)を定期的に実施することで、ビールを頻繁に飲んでも体重が減量するのかを調べています。

研究が教えてくれたHIITのダイエット効果

この研究では、被験者72人を2グループに分けて、HIITを実行した場合とそうでない場合で体重の変化を調査しました。なお、男女数はほぼ同数でした。

【研究内容】
・ HIITを実行しないグループ(14名)
・ HIITを実行したグループ(58名)
 A.飲酒グループ(ビール組:13名、ウォッカトニック:14名)
 B.ノンアルコールグループ(炭酸水:16名、ノンアルビール:15名)

※HIITのトレーニング期間:10週間
※HIITのトレーニング強度:強度のMaxを10とした時、8以上。
※トレーニング頻度:週に2回(週合計で45〜60分程度)

上記の条件で、研究を実施したところ、HIITを実行したグループは、アルコールを摂取しているかどうかに関わらず、「脂肪の減量」「筋肉の増量」を確認することができました。

研究者の仮説によると、HIITトレーニングを実行したことで、新たな習慣が加わり、「食生活の改善」が起こったのではないかと考えられています。

HIIT(ヒット)トレーニングとは?

最近では、HIITトレーニングのダイエット効果だけでなく、アスリートにも積極的に取り入れられているトレーニング方法です。というのも、HIITに関する研究論文では、「最大酸素摂取量の増加」を期待することができることも明らかにされているからです。

ただし、HIITトレーニングを行う上で注意したいことがあります。

HIITトレーニングに向いている人

HIITトレーニングは、日本語に訳すと「高強度インターバルトレーニング」です。要するに、高い強度のトレーニングを短期間のインターバル(休憩)でこなしていくことを意味してします。

そのため、普段から運動を心掛けていることが重要です。また、HIITトレーニングには、様々な効果が期待されています。下記の効果を体感したい人におすすめのトレーニングです。

【HIITに向いている人】
・短時間で効率よく体を鍛えたい人
・アフターバーン効果で脂肪を燃やしたい人
・心肺機能を鍛えたい人

「アフターバーン効果」とは、最大心拍数の約80%以上の状態を12分以上継続すると、そのトレーニング後も24時間〜40時間程度脂肪燃焼が期待できる効果です。

HIITの実施頻度

HIITは、強い強度を持つトレーニングなので、毎日行うと怪我をしてしまうことがあります。そのため、週2〜3日程度がおすすめです。

では、HIITトレーニングのおすすめ動画をご紹介します!

SAKE RECO 編集長
日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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