頭と身体が良くなる「ピスタチオ」の7つの秘密とは?

ピスタチオを食べると頭が良くなる?!

様々な研究で、ナッツが脳に良いという研究が出ている中で、特に最近では、ピスタチオの脳波に影響を与えるという研究が注目されています。

Lee Berk博士が行った研究では、他のナッツ(カシューナッツ、クルミ、ペカン、アーモンド、ピーナッツ)と比べて、ピスタチオを摂取した場合、脳波の種類であるγ波の反応がよかったという研究結果が発表されています。

ちなみに、γ波は認知機能や記憶力、学習機能、そして睡眠時のREM睡眠にも好影響をもたらすとされていて、人の生活のクオリティーを改善させてくれます。

【参考研究】
Study finds consuming nuts strengthens beneficial brainwave frequencies
Nuts and Brain Health: Nuts Increase EEG Power Spectral Density (μV&[sup2]) for Delta Frequency (1–3Hz) and Gamma Frequency (31–40 Hz) Associated with Deep Meditation, Empathy, Healing, as well as Neural Synchronization, Enhanced Cognitive Processing, Recall, and Memory All Beneficial For Brain Health

目の老化や生活習慣病の対策に良い抗酸化物質

ピスタチオは、ナッツの中でも、豊富な抗酸化物質が含まれています。特に、ルテインやゼアキサンチンと呼ばれるカロテノイドの一種が多く含まれています。

ルテインとは、眼の黄斑部や水晶体に多くあり、加齢黄斑変性や白内障などの目の老化による症状のリスクを軽減させます。また、抗酸化物質ですので、老化の原因ともなる「活性酸素」を抑える働きもあります。

また、ゼアキサンチンも抗酸化物質で、目の網膜にあり、こちらもカロテノイドの一種です。

このルテインとゼアキサンチンは、目の健康にとって、非常に重要な物質です。特に、スマホなどのブルーライトによる目のダメージや加齢黄斑変性から目を守る働きがあります。

また、ピスタチオにはこれらの抗酸化物質の他にも、ビタミンEやβカロテンなども含まれています。抗酸化物質が豊富に含まれていることから、「癌」や「心疾患」のリスクも抑えることが期待されています。

【参考研究】
Nutrition attributes and health effects of pistachio nuts
Macular pigment in retinal health and disease
Distribution of Lutein and Zeaxanthin Stereoisomers in the Human Retina
Lutein and zeaxanthin intake and the risk of age-related macular degeneration: a systematic review and meta-analysis

腸内細菌を活発化

ピスタチオには、食物繊維が多く含まれています。食物繊維は、腸内の善玉菌の餌(発酵させる)になることで、短鎖脂肪酸に変わり、腸内環境を整えることを助けてくれます。

ちなみに、この短鎖脂肪酸は消化器疾患や癌、心疾患のリスクを抑えるなどの健康的な利点があるという研究も報告されています。

【参考研究】
Colonic health: fermentation and short chain fatty acids
Gut flora in health and disease

さて、実は健康診断でひっかりかりやすい血液検査のある項目も改善出来るかもしれません!

SAKE RECO 編集長
日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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