赤ワインの頭痛の原因「チラミン」の簡単対処方法とは?

赤ワインでの頭痛を避ける方法とは?

先ほどもご紹介しましたが、赤ワインでの頭痛の原因となっているのは、「チラミン」を代謝させる「モノアミンオキシターゼ」が不活性であることとご紹介しました。

そこで、このチラミンを代謝する「モノアミンオキシダーゼ」の活性状況を確認できるツールがあれば良いのですが、なかなか市販で購入できるものがないようです。そのため、赤ワインでの頭痛を避ける方法は、「チラミンが含まれている赤ワインを飲まないようにすること」か「食べ物から余計にチラミンを摂取しないようにすること」に限られてくるかなと思います。

1.チラミンが含まれている赤ワインを飲まない

チラミンが含まれているかどうかを物理的に確認することは不可能です。また、マロラクティック発酵を行う際に利用する乳酸菌がどれなのかを確認することも不可能です。

そこで、強いていうのであれば、赤ワインを飲まないようにすることくらいでしょうか・・・。

2.チラミンが含まれている食べ物を食べない

実は、このチラミンは、様々な食べ物に含まれていると言われています。赤ワインを飲む際は、下記のチラミンが多く含まれている食べないようにするというのも必要かもしれません。

チラミンが含まれている食べ物
・チーズ
・チョコレート
・ナッツ
・サラミ
・カジキ
・ニシン
・タラコ
・スジコ
・そら豆
・鶏レバー
・イチジク など

まとめ

まとめ・赤ワインの頭痛の原因は、「チラミン」(酸化防止剤としての亜硫酸ではない)
・頭痛を避けるには、チーズやチョコレートなどのチラミンを多く含む食べ物は食べない

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SAKE RECO 編集長
日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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