ワイン初心者が絶対注文で困らない6つのポイント
「デートでおしゃれなレストランを予約したけど、ワインの選び方とかわからない…」と、入店直前で、戸惑った経験多い男性もいるのではないでしょうか?また、友達と行ったワインバーで、「選び方がわからず、友人に注文を任せっきりにしてしまった…」などなど。ワインを選ぶのに実は、結構苦戦しているワイン初心者の方向けに、今回は、ワインの注文で困らない6つのポイントをご紹介します!
ワインバーやレストランに入店し、席に通してもらうと、早速手渡されるのが、ドリンクメニュー。「内心は、ワインを飲みたいけど、よくわからない言葉が並んでいて、なかなか選びようにも選べない」なんて経験を多くの人がしているのではないでしょうか?
サケレコメディアを開設前から、お酒好きの人に、「ワインをよく飲みますか?」と質問すると、「飲みたいけど、選べない」という回答がとてもたくさんありました。では、そんな「飲みたいけど、選べない人」は、何を基準にワインを選べばいいのでしょうか?
ワイン初心者は、「ワインの特徴」で選べ
シンプルに言うと、「ワインの特徴」で選びましょうということです。ワインの選び方についてのメディアサイトや書籍は多数あるのですが、シンプルにまとめあげると、これにいきつきます!
とは言われても全く選べないので、ワイン選びの事前情報をお伝えしています!
ワイン選びは、「ワインの特徴」で選ぶのが基本!
「ワイン」の特徴がわかればメニューはわかる!
レストランやバルには、ワインのメニューリストが置いてありますが、なかなか初心者の方には、その中から自分の好みのワインを選ぶのは、結構難しいし、実際悩む人が多いようです…
そこで、まずメニュー(一般的には、ワインリスト)に記載されている内容について、共有したいと思います。
(前提:一般的に記載されている内容)
・ワインの種類:スパークリングワイン・白ワイン・赤ワイン・ロゼなど
・銘柄名 / ワイナリー名 ※ワイナリ:ワインを造っている施設
・生産地
・葡萄品種
・価格
上記の内容は、ほとんどのワインリストには、記載されているかなと思います。また、より詳しいワインリストになると、「甘口/辛口」や「ボディ(※)」、「詳細な味わい」が記載されていることもあります。
※ボディ:ワインの味わいについての表現。濃厚な味わいの場合は、「フルボディ」とされ、また軽やかな飲みやすい味わいの場合は、「ライトボディ」、その中間を「ミディアムボディ」と表現しています。
枠線で囲った「メニュー内容」で、特に、ワインを選ぶ上で、ご紹介しておきたいは、「葡萄品種」についてです。
ワインリストの「葡萄品種」を確認しましょう!
まずこれだけおさえておけば大丈夫な品種
ワインには、大きく分けると「スパークリングワイン」・「白ワイン」・「赤ワイン」・「ロゼ」に分けることができます。特に、品種によって味わいが変わるのが、「スパークリングワイン」・「白ワイン」・「赤ワイン」の3種類です。
そこで、今回は、この3種類の定番の葡萄品種をご紹介します!
スパークリングワイン
スパークリングのこれだけは覚えてほしい品種は、「カヴァ(CAVA)」と「シャンパン」です。この2つは、スパークリングワインの定番なので、ぜひ覚えておいてください!
カヴァ(CAVA)
カヴァは、爽やかで飲みやすいのが特徴です!口の中をすっきりと洗い流すので、比較的、多くのお料理にも合わせやすいです。また、味わいもスッキリしていて、アルコール度数も高くなく、コスパの良いものが多いので、ワイン初心者の方でも十分楽しめます。
シャンパン
シャンパンは、フランスの北東部の「シャンパーニュ地方」で生産されたものに限定され、葡萄の栽培地もシャンパーニュ地方で栽培されたピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネなどに限定されています。シャンパンという名前を用いるには、製法なども規定されているため、カヴァに比べて、高価なものが多いのが特徴です。また、多くのシャンパンは、甘みが少なく、酸味を感じることが多いのが特徴で、ブルーチーズなどの刺激の強いチーズに合わせやすいです。
スパークリングワインを選ぶなら、ワイン初心者でコスパを求めるなら「CAVA」、ブルーチーズなどの刺激が強い料理と合わせたいなら「シャンパン」
白ワイン
白ワインと聞くと、「飲みやすい」というイメージもあるかもしれません。そこで、そんな白ワインを2つに分類してみました!
- ライトボディ
- フルボディ
この2つの定番の葡萄品種をご紹介します!
ライトボディ
ライトボディで定番の品種は、「ソーヴィニヨン・ブラン」「ピノグリ」「ソアーヴェ」です。それぞれの特徴をご紹介します!
ソーヴィニヨン・ブラン
ソーヴィニヨン・ブランは、果実味(いわゆるフルーティーさ)はしっかりしていて、酸味も感じられるバランスさが特徴的です。ライトボティではありますが、比較的、アルコール度数が低いという訳ではないので、知らぬ間の飲み過ぎには注意が必要です!
ピノ・グリ
全体的に落ち着きのある味わいが特徴です。そのため、合わせやすい料理も、軽めのものがいいです。前菜やちょっとしたおつまみで楽しむのには、ぴったりの品種です。また、育った地域によって甘口〜辛口の傾向が異なります。
甘口:フランスのアルザス地方など 辛口:イタリア北部・アメリカ・オーストラリアなど
ソアーヴェ
全体的に、酸味があり、辛口を感じる傾向のある品種という印象です。そのため、貝類や鶏肉のあっさりした料理に合わせやすいのが特徴です。また、熟成度合いによっても、味わいが異なります。熟成されたものであればあるほど、甘みが増していきます。熟成がわかるのは、簡単にいうと、製造年を確認すれば良いでしょう。
しっかりした果実味(フルーティー):ソーヴィニヨン・ブラン
落ち着いた味わい:ピノ・グリ
淡麗辛口の味わい:ソアーヴェ
フルボディー
白ワインの王道とも言えるのが、「シャルドネ」です。おそらく、どこかしらで、ワインを飲まれる方であれば、この名前を見たことがあるのではないでしょうか?
シャルドネ
果実味も味わい(ボディ)もしっかりしていて、飲みごたえ(喉越し)もあるのが、特徴です。栽培された地域によって、味わいが変わってきます。冷涼な地域で育ったワインは、キリッとしたあっさりワインです。温暖な地域で栽培されたものは、甘みを感じるふくよかな味わいのワインが多いです。また飲み方は、冷やして飲むことのがおすすめ。
白ワインでしっかりした味わいのワインを飲むなら「シャルドネ」
赤ワイン
ワインで一番、注文(選ぶ)のに苦戦するのが、おそらく赤ワインではないでしょうか?そこで、赤ワインの定番の品種についてご紹介していこうと思います。その前に、赤ワインを3つの種類に分類しておきましょう。
- ライトボディ
- ミディアムボディ
- フルボディ
今回ご紹介する赤ワインの品種は、4つですが、赤ワインの品種は、非常に多いので、興味があれば、ご自身で調べてみてください。また、スパークリングワインと白ワインと異なり、赤ワインには、「渋み(一般的には、これをタンニンと呼びます)」も味わいの指標に入ってきます。
ライトボディ
ライトボディの赤ワインの品種で、かなり定番の品種は、「ピノ・ノワール」です。このピノ・ノワールの品種のワインは、色合いが薄く、ライトな味わいであることが、その色から判断しやすいです。
ピノ・ノワール
ピノ・ノワールは、ボディは軽いのですが、ベリー系の香りが華やかに香るのが特徴です。また、タンニン(渋み)は控えめで、飲みやすいので、初心者で赤ワインを飲んでみるなら、ピノ・ノワールがおすすめです。
赤ワインを飲んでみるなら、まずは飲みやすい「ピノ・ノワール」
ミディアムボディ
スタンダードな赤ワインと言ってもいいのが、このミディアムボディです。このミディアムボディの定番の品種は、「メルロー」です。
メルロー
果実味・ボディー・タンニン・酸味と言った味わいの柱のバランスがよく、食事とも合わせやすいのが特徴です。味が濃い料理や赤身の肉料理などとも合わせやすく、とりあえずメルローを見つける人も数多くいます。
赤身の肉料理や味が濃い料理と合わせるなら「メルロー」
フルボディ
重めの味わいで、色合いもワインレッドというよりもドロのように、黒っぽいのが特徴です。そんなフルボディは、名前からもわかるように、アルコール度数も高い傾向があります。そんなフルボディの葡萄品種の定番の2つ「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「シラー」をご紹介します。
カベルネ・ソーヴィニヨン
フルボディーの代名詞と言っても過言ではない葡萄品種です。果実味・ボディ・香り・タンニンはしっかりしています。その一方で、酸味はそこまで強くなく、飲み続けやすいのが特徴です。ただし、アルコール度数が高いので、和らぎ水(チェーサーとも言います)を飲みながら楽しむことをおすすめします。ジビエなどの独特の味わいのお料理にも合わせやすいです。
シラー(別名:シラーズ)
フルボディの中でも、重めのワインになるのが、このシラーです。オーストラリアでは、シラーズということが多いです。プラムのような味わい(しかも色合いもプラムのように深紫色で黒に近い)。かなり、ボディーもアルコール度数も重いので、飲み過ぎには要注意です!料理は、ジビエなどの赤身の肉料理はもちろんのこと、ブルーチーズなどの刺激の強い食事にも合わせやすいです。
・フルボディの赤ワインの中で比較的飲みやすいのは、「カベルネ・ソーヴィニヨン」
・刺激が強い食事や肉料理と合わせるなら「シラー(シラーズ)」
まとめ
いかがだったでしょうか?ご紹介した10種類の葡萄品種をまず見つけてみては、いかがでしょうか?
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