地鎮祭の奉献酒の豆知識とネットで買えるおすすめセット

地鎮祭とは

地鎮祭は、家や事務所、ビルの建設の前に、工事の無事・安全を祈願する儀式のことを言います。地鎮祭には、地元の神職をお招きして、祭壇を構え、神様にお供えし、祝詞を上げ、お祓いをします。

地鎮祭には、「神式」と「仏式」があります。

神社の神主さんにお願いするのが「神式」、寺院の住職にお願いするのが「仏式」です。

地鎮祭をしない場合もある⁈

宗派や宗教的に、「地鎮祭」を行わないケースもあります。また、その他にも、様々な理由で地鎮祭を執り行わないこともあるようです。

地鎮祭で奉納する奉献酒とは

奉献酒とは、地鎮祭の時に、神様に献上するお酒のことです。

奉献酒は、下記のものと一緒にお供えします。

【地鎮祭のお供えもの】
・海の幸3種(例えば:鯛や鰹節、昆布、わかめなど)

・野菜3種(大根・人参・キャベツ・なす・きゅうり など)
・果物3種(季節のもの)

奉献酒には、神様が宿るとされています。この奉献酒は、地鎮祭を執り行ったあとの「直会(なおらい)」で、お神酒として、振る舞われます。

※なお、直会を行わないことも多くなっています。

奉献酒を用意するのは?

奉献酒を用意するのは、「施主」または「施工主」が主となります。個人宅の建築の場合の多くは、「施主」が奉献酒を用意します。また、大規模な建設工事(例えば、マンションやビルなど)の場合は、「施工主」が用意します。

ただし、「施主」や「施工主」以外の親族や来賓者、下請け業者が奉献酒を用意される場合もあります。その場合も、祭壇に献上するようにしましょう。

奉献酒の相場と銘柄、本数

奉献酒の値段の相場には、特に決まりや習わしはありません。ですので、施工主が考えている予算でご用意すれば大丈夫です。

銘柄ですが、新たな出発の時ですので、「縁起の良い酒」をご用意するのが良いとされています。また、本数ですが、同銘柄(一升瓶)を2本用意しておきましょう。

奉献酒を持ち帰るのは誰?

1. 施主が地鎮祭を行なった場合(個人住宅の建築の場合が多い)

この場合、施主が奉献酒を用意することが多く、最終的には、神職に引き渡されることが多いです。また、施主の親族や知り合いからいただいた奉納酒は、施主が持ち帰ります。

⒉  施工主が地鎮祭を行なった場合(ビルやマンションなどの大規模建設の場合)

この場合、施工主が用意した奉献酒を神職が持ち帰ることが多いです。また、施工主の下請け会社や来賓から奉献酒は、施工主が持ち帰ることが多いです。

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SAKE RECO 編集長
日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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