男性の飲酒が妊活・子作りに与える影響とは?
男性の妊活は「節酒」から
2016年にイタリアのRicci氏によって精液とアルコール摂取の関係性をメタ分析した研究が発表されました。348の研究論文から研究で利用出来る15の論文でメタ分析を行いました。なお、メタ分析での研究は、サンプル数が多くなることから、非常に説得力があるものが多いです。
この研究からわかったことは下記の通りです。
1.毎日の飲酒は、「精液量」と「正常形態率」に悪影響を及ぼす
2.たまに飲むくらいの飲酒については、特に影響はない
参考研究:Semen quality and alcohol intake: a systematic review and meta-analysis.
妊娠しやすい精液の基準を2010年にWHOが下記のように定めています。
精液量 | 1.5mL |
精子濃度 | 1mL中に1,500万以上 |
運動率 | 40%以上 |
高速直進精子 | 32% |
正常形態率 | 4%以上(96%未満) |
奇形数 | 96%未満 |
白血球数 | 1mL中に100万個未満 |
毎日の飲酒が、上記の基準にも記載されている「精液量」と「正常形態率」に影響を与える可能性がありますので、なるべく飲酒頻度を抑えるように心がけましょう。
この他にも、飲酒と妊活についての論文がありますが、その中には、「男性も半年前から断酒・禁酒すべき」という提言をしているものもあります。しかし、妊活の半年前から断酒・禁酒した際の精子への影響を裏付けるエビデンスがないので、まずは妊活中の飲酒頻度を減らすように心掛けるようにしましょう。
自分の精子を調べるためには?
最近では、自分の精子を調べるためのアプリやサービスが出てきています。その中でも、おすすめなサービスがテンガヘルスケアから発売されている「精育サプリ&メンズルーペセット」です。
特に、自分の精子がどうなっているのかを知れる「メンズルーペセット」は、使い勝手もよくて、すぐに調べられました。その中でも、良かったと思うポイントを下記に挙げてみます。
【メンズルーペセットが良かった点】
・アプリが精子の撮影までの流れをチュートリアルしてくれるので、手間取ることなく、精子の状態が確認できた。
・撮影結果と自然妊娠の平均に近いサンプル映像を比較することができるので、自分の精子の状態が良いのか、悪いのかを視覚ですぐに確認できる。
・「1mlあたりの精子濃度」と「運動率」、「精液量」を判定し、現在の精子の状況へのコメントを添えてくれている
ちなみに、撮影した自分の精子の映像とサンプル映像の比較は、結構わかりやすく表示されます。特に、詳細に見たい場所については、カーソルを「+」に近づけれると拡大して見ることができます。
良かったポイントがある一方で、「ここを直して欲しい」というポイントもいくつかありましたので、下記に記載します。
【直して欲しいポイント】
・自然妊娠しやすい精子の状態を表す平均的な数値がすぐにわかるようにして欲しい
(→Webでいちいち調べるのが面倒くさい)
・OSのバージョンによっては、不具合が生じていて、アプリ自体が起動していないケースもある
・ピントや撮影範囲を定めるのに時間がかかる
上記の点は、使用する際に注意して欲しいポイントです。
では、実際に使用した人の口コミ情報を見てみましょう。
【Amazonでの口コミ情報】
スマホの性能によって大きく左右されるかと思います。何よりルーペレンズの張り付けと光の加減が難しいです。
最初はびくともせず、種無しかと思いましたが、光の加減を変えてみてみると無数に動く子どもたちが。
検査する前は恐怖で怯えていましたが、安心感と妊活頑張ろうという気持ちがわいてきました。
あまり期待してなかったのですがカメラを見た瞬間感動に変わりました!!
妊活前の自信にもなりますし一度試す価値ありです!
では、妊活前や妊活中に禁酒や節酒を成功させる方法をご紹介します。
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