疲れ気味の人に紹興酒の効能とおすすめ3選
紹興酒って何?
中国では、穀物で醸造したお酒を「黄酒(ホワンチュウ)」と呼びます。この黄酒の中でも、長期間熟成させたものを「老酒(ラオチュウ)」と言い、もち米で醸造し、紹興市で作られたものを「紹興酒」と言います。
熟成期間
紹興酒の熟成期間は、一般的には「3年以上」寝かせることがほとんどです。長いものでは、10年や15年ものの紹興酒があります。
熟成期間が長いと紹興酒の風味に下記のような変化が生じます。
アルコール度数
→大幅に増減することはありませんが、やや低下する傾向があります。
味
→熟成期間が長ければ長いほど、味わいはまろやかになります。
香り
→熟成期間が長いことで、柔らかく、香ばしい香りとなります。
紹興酒の種類
元紅酒
紹興酒と言えば、「元紅酒」と言われるほどの中国では、よく飲まれているのがこの種類です。糖分も比較的低く、キリッとした飲み口なのが特徴です。
アルコール度数は、日本酒と同程度の14〜16度程度となります。
加飯酒
日本に輸入されて、よく飲まれているのが「加飯酒」です。原料である「もち米」と「麦麹」を元紅酒よりも多く使っていることから、長い熟成期間で風味がまろやかになります。
中には、20年以上の熟成期間を経て、蔵出しされるものがあり、それらは最高級なものとして高値で流通されます。また、アルコール度数は、16〜18度程度あります。
善醸酒
このお酒は、1〜3年程度熟成させた「元紅酒」を利用して、仕込む紹興酒です。甘みがしっかりしていて、香りもしっかりしています。
その一方で、アルコール度数は12〜14度と控えめなので、飲みやすいと思います。
香雪酒
これまでご紹介した3種類の紹興酒の中で、「甘み」と「アルコール度」が高いのが「香雪酒」です。糖分が20%以上のものが多く、甘党にはおすすめのお酒です。しかし、時間が経過すると辛さが顔を出すので、ご注意を!
アルコール度数は、18度以上あるものが多いのが特徴です。
次に、紹興酒の健康的な効果をご紹介します!
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