飲み過ぎは「脳」をバカにしてしまう?!

過剰飲酒は灰白質へのダメージが大きすぎる

2020年11月に発表された「Alcohol Drinking and Brain Morphometry in Apparently Healthy Community-Dwelling Japanese Men」では、過剰飲酒が脳の灰白質に負の影響があることなどを発表しました。

この研究は、40-79歳の滋賀に住んでいる認知機能が正常である日本人の男性を対象に行われました。研究のため、平均2年間かけて必要な情報を取得し、飲酒と灰白質の関係を調べています。

研究結果

非飲酒者に比べて、一日あたり42g以上のアルコール量を摂取している飲酒者はの灰白質がより少ない傾向にあることが明らかにされています。特に、海馬傍皮質や側頭皮質、前頭皮質、小脳、嗅内野、前帯状皮質、島皮質の灰白質にその傾向が見られました。

この中には、記憶を司っている部位もあるので、資格の勉強をしている人などは、適度な飲酒に抑えるようにしましょう。

灰白質とは?

大脳には、脳の表面に「灰白質」と呼ばれる部分があります。高次な認知機能にとって、非常に重要な部位としても知られています。

様々な研究で、灰白質が多いことは、脳にとって良いこととされています。Medicine & Science In Sports & Exerciseの2015年3月号に掲載された研究「Physical Activity,Fitness,Glucose Homeostasis, and Brain Morphology and Brain Morphology in Twins」では、一卵性双生児を被験者として、一人には有酸素運動(ランニング)を週平均3時間多く行ってもらいました。

その結果、脳の線条体と前頭前皮質の灰白質量が多いことがわかりました。このことから、有酸素運動などの運動を定期的に習慣として行っている人の灰白質が増加すると言え、運動が脳に与える影響が大きいことも納得です。

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SAKE RECO 編集長
日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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