科学的にわかった「胆石症」の発症リスクを下げる方法
胆石症とは?
胆石が出来る「胆嚢」・「胆嚢管」・「胆管」
では、胆石が出来る場所はどこなのでしょうか。
その前に、胆石症というのは、「胆嚢」や「胆管」に石が出来てしまう症状を言います。その石というのが、肝臓で作られる「胆汁」です。胆汁は、一時的に胆嚢に貯蔵されているのですが、食事をすると、この貯蔵されていた胆嚢から出て、十二指腸に向かい、「脂肪の消化」と「吸収」を助けます。
この胆汁が、濃縮される際に、成分の偏りなどによって、結晶化し、石となってしまいます。その石が、胆嚢や胆嚢管、胆管に出来ます。
胆石症の激痛
実際、私の目の前で、母親が胆石症で痛み苦しんでいるのを見ていたので、その時の様子を少しお伝えしますが、かなりひどく痛がっていました。時間帯は、食事をしてからだいたい1〜2時間くらいした時に痛みの症状が出てきました。
最初からみぞおちからやや右下に激痛が走ったようで、ソファーに横たわらせて、安静にして、体を起こさないようにしていないと耐えられないほどでしたが、電話してすぐに救急車が到着しました。
その後、病院でエコー検査をした結果、おそらく胆嚢に存在していた「胆石」が胆嚢管・胆管を通った際に激痛が走ったのではないかということでした。
この胆石症には、痛みを伴わない無症状のものもあるようです。ただ、もし痛みを感じたら、胆管などに石が詰まっている可能性もあるので、必ず病院の受診をしてください。
また、痛みの症状がない人もかなり多くいるようですが、「食後の胃もたれ」や「お通じの調子が悪い」場合も胆石症の可能性があるということですので、受診をおすすめします。
胆石症の症状
・激しい痛み
・肌や目の下の黄疸
・高熱
(引用サイト:https://www.nhs.uk/conditions/gallstones/)
では胆石症になりやすい4つの「F」とは?
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