ハイチオールCは元々二日酔い対策に販売された理由とは?

もともとは二日酔いを治すためのハイチオールCプラス2

(商品名:ハイチオールCプラス 180錠):画像をクリックするとAmazon商品ページに移動します

江戸時代中期に創業したエスエス製薬が、1972年にハイチオールCを発売しました。このハイチオールCの目玉となっていたのが、現在でも肌のターンオーバーを助けている「L-システイン」でした。

この「L-システイン」を1960年代から研究し、ようやく製剤化に成功し、10年近くの研究・製剤化期間を経て、「ハイチオールC」の販売に漕ぎ着けます。販売開始当初は、「L-システイン」が肝臓への解毒効果があることもあり、二日酔いで世の中に知れ渡りました。

しかし、この「L-システイン」は、肝臓への解毒効果に加えて、シミの元になるメラニンの生成を抑え、メラニンを無色化することができることから、1998年にリニューアルし、その当時、女性の美白ブームも到来していたこともあり、美を求める女性をターゲットすることにシフトしました。

それ以降は、テレビCMや雑誌広告には、女優や女性モデルが起用され、ますます、美容のための錠剤として知られるようになって行きました。

ハイチオールCプラス2が二日酔いに効く理由

「二日酔い」という文言が入っているハイチオールCシリーズの商品は、「ハイチオールCプラス2」と「ハイチオールCホワイティア」、「ハイチオールCプルミエール」、「ハイチオールBクリア(ただし、他の商品よりL-システインの含有量が少ない)」です。

この中でも、一般的に、ドラックストアなどで購入しやすい「ハイチオールCプラス」の主な成分を見てみましょう。

成 分分 量は た ら き
L-システイン240mgシミの原因となる過剰なメラニンを生成抑制、無色化、排出します。
アスコルビン酸
(ビタミンC)
500mg 過剰なメラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを改善します。
パントテン酸カルシウム 24mg 肌細胞の新陳代謝を正常化し、肌の回復をサポートします。

エスエス製薬ハイチオールCプラス商品ページより)

ハイチオールCプラス2は、以前のハイチオールCプラスに比べて、「アスコルビン酸(ビタミンC)」の配合量が200mg増量されています。このビタミンCは、肝臓の代謝を助ける働きがあるので、二日酔いにも効果的です。

L-システインの主な効果

1.二日酔いの改善
L-システインは、肝臓の解毒作用に効果的です。もう少し詳細に解説しましょう。アルコールを解毒化するために、肝臓には、アルコールからアセトアルデヒドに分解する「アルコール脱水素酵素」とアセトアルデヒドから酢酸・水・二酸化炭素に分解する「アセトアルデヒド脱水素酵素」があります。L-システインは、この2つの酵素を活性化させるはたらきがあります。

2.皮膚の代謝促進(シミ・そばかす・日焼けなどの対策)
皮膚の色素沈着をしてしまうメラニンの生成を防ぐだけでなく、体内への排出を促してくれるはたらきがあります。

【ちょこっとメモ】
2015年に、東北大学の研究で、飲酒時のL-システイン服用で、胃がん発症予防に貢献すると発表されています。また、東京大学の研究では、糖尿病患者がL-システインを服用すると、病状が悪化する可能性があると示唆していますので、服用には、十分にお気をつけください。

アスコルビン酸の主な効果

1.メラニン生成を抑える
シミの原因となるメラニンの生成を抑えることで、シミになるのを防いでくれます。

2.免疫力を高める(抗酸化ビタミン)

パントテン酸カルシウムの主な効果

1.肌の新陳代謝

2.脂質や糖質の代謝を助ける

3.善玉コレステロールを増やすはたらき

ハイチオールCを服用するタイミングとは?

ハイチオールCは、飲酒前30分〜1時間前に3錠服用するのがおすすめです。また、飲みすぎてしまった場合は、少し酔いを冷ましてから、服用するのが効果的です。

これまで筆者は、飲酒時に必ずハイチオールCを服用するようにしています。

では、ハイチオールシリーズで二日酔いにおすすめな商品をご紹介します!

SAKE RECO 編集長
日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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