『日本酒業界』と『石岡酒造』の未来とは? 石岡酒造株式会社 女性蔵元:冷水貴子さん、広報・蔵人:藤井祐未さん

「『チャレンジ』と『工夫』で新たな石岡酒造を追求」では、お二人の石岡酒造に入社するまでの経緯やTwitter・InstagramのSNSを通じてのPRの取り組み、そして、日本酒の楽しみ方について、お伺いさせていただきました。今回は、その第二弾で、他業種から日本酒業界に飛び込んでくる方を多くなってきた中での今後の日本酒業界について聞いてみました。

「ゼロベース」の視点で考えるお酒の『デザイン』

Q:石岡酒造に入社して、日本酒業界の今後の展望についてのお考えがあれば、教えてください。

(藤井さん):今後は、「プレミアム感」と言いますか、「質」の追求が大切になってくるかなと思っています。もう少し言うと、価格に関係なく、「これだからまた飲みたい」というプレミアム感を持ってもらえるくらいのオリジナリティーのある日本酒を追求していく酒蔵さんがますます増えていくのではないかと思います。その上で、味の品質はもちろんですが、「ラベル」なども多様になってくるのではないかなと思います。

(冷水さん):そうですね。これまでの「ラベル」って、漢字で書かれていて、「カチッ」としているものも多かったように思うんですが、これからは、女性も日本酒を手に取りやすくなるためにも、「ラベル」は、特に大事になってくるかなと思います。お酒って飲んでみないと味がわからないと言うこともあるので、「見た目」で選ばれやすいお酒がもっと出てくるような気がします。

私もやってしまうんですが、「ジャケ買い」してもらえるお酒は、より女性が購入しやすくなるのかなと思います。そういう意味でも、「色」や「キラキラ感」があるラベルは需要があると思いますし、ますます増えて行くのではないかなと思います。

Q:これからの日本酒業界で重要になると考えている「考え方」や「取り組み」について教えてください。

(藤井さん):「デザイン」と言うのは、非常に重要かなと思いますね。他の酒蔵さんはどうかわからないですが、弊社でいうと、「デザイン」に積極的に取り組むと言うのが、初めての試みでもあるので、試行錯誤しながら、新しいラベル作りに挑戦し続けていこうと奮闘しています。例えば、今回販売した「筑波ぬーぼー。」は、私たちが入社してから、ワインボトルをイメージしたラベルデザインを考えて、製品化したもので、これまでになかったタイプのラベルだったので、これからもこういった今までなかったようなラベルには挑戦して行きたいなと思っています。

石岡酒造から新発売の「筑波ぬーぼー。」

多分、それができるのも、今までやったことがなかったと言う「ゼロからのスタート」だったからできたのかなと思います。これを積み重ねて、どんどん「ラベル」をレベルアップさせて行けたらいいなと思いますね。

石岡酒造の2人が進める石岡酒造の未来とは⁈

石岡酒造の若手女性蔵元と蔵人

Q:御社がこれから取り組んでいこうとしていることがあれば教えてください。

(冷水さん):これまで弊社は、長年のお酒造りで、数多くの種類が生まれてきたのですが、これからは、いい部分を残しながら、上手くまとめていって、新しいブランドを出していきたいと考えています。

(藤井さん):弊社の既存のお酒を、少しテイストを変えていきながら、新しいお酒を作っていけるといいのかなと思います。その中で、綿密に「生産管理」などの業務も進めて行きたいなと思います。例えば、最近は、手で持って帰っていただけるような300mLのお酒も作るようにしています。そうすることで気軽に、持ち運びできるので、いつでも、どこでも楽しめればと思います。

Q:これまで石岡酒造の日本酒を飲んだ人、今後石岡酒造の日本酒を飲むだろう人に向けて、メッセージがあれば教えてください。

(冷水さん):日本酒は伝統であり、文化なので、大切にしていきたいと思っているのですが、それだけに留まらずに、これまでどちらかというとビールやカクテルを飲んでいた私と同世代の女性にも、もっと日本酒を楽しんでもらいたいなと思います。そのためにも、地元だけでに留まらず、東京や県外にも積極的にお酒を出していきたいなと思っています。

(藤井さん):飲んでいただく方が、弊社の日本酒を美味しいと思ってもらうのはもちろんのこと、私たちのストーリーも含めて、楽しく飲んでもらえれば、私としては、一番嬉しいかなと思います。

Q:お二人がお持ちの目標があれば教えてください。

(冷水さん):「地域の新聞やメディアに取り上げられるようになろう」という話はしていますが、もっと大きな目標でいうと、「セブンルール(フジテレビ系列)に出演!」って話をしています。

(藤井さん):なので、「私たちの『セブンルール』考えておこうね」と二人でよく話してますね笑。それくらい、目標は大きく持っていたいです。

この取材の後は、石岡酒造さんの蔵を見学させてもらいました。その一部始終を「チラッ」とご紹介します!

石岡酒造の蔵をチラッと

石岡酒造さんは、元々いくつかの酒蔵が合併したこともあり、広大な敷地で、日本酒を製造しています。なので、敷地をぐるぐるとランニングすると、結構な運動量になるくらい広い敷地です。また、全量精米での日本酒の製造を行っていて、精米機も非常に大きな精米機をお持ちでした。おそらく、なかなか見られない大きさの精米機だったので、圧倒されてしまいました。

石岡酒造の大規模精米機

少し遠目から眺めてみると、少しは大きさ伝わりますかね?

石岡酒造の大規模な精米機02

このように、精米機は、見上げるような感じで見ていました…!

この後、仕込み蔵で、実際にお酒がタンクに入っているのを見させてもらいました。ちなみに、蔵人兼Twitter担当の藤井さんは、入社した時期がちょうど「仕込み」に入った時期で、最初は何もわからなかったので、この広大な蔵をできる限り掃除することから始めたそうです…!そんな藤井さんは、酒造りを始めて、少しすると、「酒造りをより面白く…!」ということで、「1号…2号…17号…18号」と番号が書かれている仕込みのタンクの横に…!

石岡酒造の人造人間18号

なんと、『人造人間18号』…!しかもめちゃくちゃ上手い…!そして、16号もTwitterには載ってました…!ぜひ、Twitterで確認してみてください!


そして、そんなタンクが、綺麗に並んでいる素敵な「タンク群」を一望できる場所に連れて行っていただきました。藤井さん曰く、お酒造りの休み時間に、ここへ登って 、気分転換できるんだとか…!確かに、ここまで、タンクが綺麗に並んでいる酒蔵さんはないかも!

石岡酒造の酒タンク

今年は、蔵人3名で、一生懸命酒造りを行って、ようやく最後の火入れを終えたようです!ぜひ、多くの人に、石岡酒造の日本酒が楽しまれますように!

5月3日に『石岡酒造』×『恵比寿今市』の「茨城の日本酒と料理を楽しむ会」開催!

SAKE RECO協賛で、茨城県石岡市にある『筑波』や『寿山』など、数多くの日本酒銘柄を造り続けている『石岡酒造』と住所と電話番号を非公開にしている隠れ家的な和食創作料理店の『恵比寿今市』が、「茨城の日本酒と料理を楽しむ会」のコースイベントを開催します。

茨城の食材と旬の素材を折込み、石岡酒造の日本酒に合うメニューをご用意致します。【メニュー】:お料理5品〜6品目 (前菜〜デザート)
【日本酒】:日本酒の銘柄が決まり次第、随時更新いたします。
【開催日】:5月3日(金) 憲法記念日
【時 間】:17:00〜20:00  (ラストオーダー19:30)
【場 所】:恵比寿 今市 ※場所の詳細は、ご予約いただいた後に、メールにて、ご案内致します。
【定 員】:16名様 ※ご予約は、下記の予約フォームよりご予約ください。定員になり次第、締め切り。
【料 金】:お一人様 12,000円 (税込) ※お支払いは、イベント時前払い。クレジットカード可。

【予約ページはこちら】

5月3日開催!『石岡酒造』×『恵比寿 今市』の「茨城の日本酒と料理を楽しむ会」予約ページ

【石岡酒造の詳細情報】

住所:茨城県石岡市東大橋2972
電話番号:0299-26-3331
代表銘柄:『筑波』『寿山』『酔鶴』

石岡酒造公式サイト:http://www.ishiokashuzo.co.jp/
石岡酒造Facebook:https://www.facebook.com/ishiokashuzo.official/
石岡酒造Twitter:https://twitter.com/ishiokashuzo/
石岡酒造Instagram:https://www.instagram.com/ishiokashuzo/

SAKE RECO 編集長
日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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