【大人気ワイン】即完売が続出の『Y by YOSHIKI』が売れる理由とは?

大人気の『Y by YOSHIKI』を立ち上げた二人

2008年にブランドを立ち上げたのは、日本ロック界を牽引し、世界のトップアーティストとしても有名なXJAPANのYOSHIKI氏とカリフォルニアワインの父と称されるロバート・モンダヴィの孫のロブ・モンダヴィ氏です。

(左:ロブ・モンダヴィ氏 右:YOSHIKI氏)

◆ X JAPAN YOSHIKI

X JAPAN YOSHIKI Y by YOSHIKI

X JAPANのYOSHIKI氏は、誰もが知っているアーティストで、最近では『芸能人格付けチェック』にも出演していて、ワイン好きとしても知られています。そんなYOSHIKI氏は、GOETHEというメディアで下記のように美味しいワインについて表現しています。

「女性はいい意味で、先入観なしにワインの良し悪しを判断する。だから、女性が飲んで美味しいというワインがよいワイン」

(引用:GOETHE「【YOSHIKI】よいワインとは女性が飲んで美味しいと言うワイン」)

発言の奥が深すぎます…。そんなYOSHIKI氏は、ワイン造りに関しては、同メディアで「納得がいかないものなら出さないほうがいい。世の中に意味のあるものじゃないとダメなんです。」とおっしゃっています。

そのため、ブレンドにも2年がかりで取り組んだこともあったようで、そのコンセプトは、XJAPANでの音楽作りでも同様だそうです。何事にも、「納得がいくまで工夫し続ける」という結果、出来上がったのが「Y by YOSHIKI」。

余談ですが、筆者も学生時代から今までX JAPANが好きで、特に、1980年代のX JAPANの映像をYOUTUBEで見るのもいいかもしれませんよ!下記の動画はおすすめです笑!

◆ ロブ・モンダヴィ氏

そして、醸造責任者であるロブ・モンダヴィ氏は、カリフォルニアワインの父である「ロバート・モンダヴィ」の孫です。ロバート・モンダヴィ氏は、カリフォルニアワインで有名な「オーパスワン」を手掛けたことでも知られています。余談なんですが、ロバート・モンダヴィ氏は、スタンフォード大学経済学部を卒業後に渡欧し、アメリカのワイン産業の可能性にかけたんですって。

その孫の「ロブ・モンダヴィ氏」は、「スペルバウンド」というワイナリー を立ち上げています。そのブランドの「シャルドネ」と「プティシラー」のワインが、パーカーポイント90点を獲得しており、カリフォルニアワインでは非常に有名な醸造家です。

しかも、コスパが良くて、本当に美味しいワインの造り手としても、称賛されています。先ほどご紹介した「スペルバウンド」は、パーカーポイントが高く、カリフォルニア最大のコンテストでも、トップオブトップの称号を獲得しているので、おすすめです!

(商品:スペルバウンド プティシラー)画像をクリックするとAmazonページに移動

その中でも、スペルバウンドのプティシラーは、コスパが非常にいいと言うことで、テーブルワインとして大人気です!ボディー(重さ)はしっかりしていますが、オークの香りや甘みで柔らかく、飲みやすい仕上がりになっています。

『Y by YOSHIKI』とは?

『Y by YOSHIKI』は、2009年秋に最初のヴィンテージをリリースしました。それ以降、4つのヴィンテージが販売されて、2016年に販売されたセカンドヴィンテージは、即完売になりました。

そのこともあり、2018年7月に販売されたサードヴィンテージでは、これまで以上によりカジュアルにワインを楽しんでもらえるようにと試行錯誤して完成させて、これまたすぐに品薄状態になりました。

これまでの『Y by YOSHIKI』は、赤はカベルネソーヴィニョン、白はシャルドネと限定していることも経験値を上げると言う意味で重要な要素なのかもしれません。

実際に、『Y by YOSHIKI(2017年赤・白)』を飲んでみた

サードヴィンテージ「Y by YOSHIKI Calfornia」の2019年度版が2019年夏に販売が開始されました。そこで、今回は、その『Y by YOSHIKI California カベルネソーヴィニョン2017』と『Y by YOSHIKI Californiaシャルドネ 2017』を飲んでみました。

◆ Y by YOSHIKI California カベルネソーヴィニョン2017

Y by YOSHIKI California カベルネソーヴィニョン2017

〜特 徴〜
【生産地】アメリカ/カリフォルニア
【ぶどう品種】カベルネソーヴィニョン100%
【アルコール度数】13.5%
【仕上がり】ココアや凝縮感のあるレッドチェリーやブルーベリー、スパイスのアロマに、香ばしいバニラのニュアンスも感じられます。樽熟成から来る滑らかな舌触りを持つフルボディのワインです。(「輸入元:ワイン・イン・スタイル」の情報)

【個人的に飲んだ感想】

実は、2018年に発売されている同様のワインも飲んだことがあるんですが、その時は、ぶどう果実感が主張していて、いい意味で『尖り』を感じた印象を覚えています。

ただ、今回のカベルネソーヴィニョンは、果実感も感じるのですが、タンニンと酸味のバランスが絶妙で、個人的には今回飲んだ2019年度版のY by YOSHIKI California カベルネソーヴィニョン2017のほうが好きですね。ちょっと大人っぽいと言うか、主張しすぎないチラ見せ感があって、繊細で美味しかったし、エロスをほのかに感じました笑!

飲んでみて食べ合わせたいと思った料理

あくまでも、独断と偏見で飲んで「食べたい!!!」と思った料理や食べ物を下記に書いてみます!

チーズ:『パルミジャーノレッジャーノ』

理由:カベルネソーヴィニョンで重めのワインなのは間違いなんですが、味のバランスがめちゃくちゃ良くて、繊細なので、繊細でありながら、濃厚なチーズがいいなあーと思ったから。その結果、パルミジャーノレッジャーノを薄くスライスしているチーズを食べたくなりました。(そして、実際に食べました)

鴨のロースト(スモーク)(&ベリーを添える?!)

理由:ベリーの果実味を仲介役にして、鴨のローストで軽く歯応えを感じたいって言う気持ちになっちゃいました。「ローストだったらビーフでもいいんじゃない?!」って思うかもしれないんですが、脂がワインの繊細さを潰しかねないかなって思ったので、あえて鴨のローストで。

◆ Y by YOSHIKI California シャルドネ2017

Y by YOSHIKI シャルドネ

〜特 徴〜
【生産地】アメリカ/カリフォルニア
【ぶどう品種】シャルドネ100%
【アルコール度数】13.5%
【仕上がり】青リンゴやパイナップルのアロマに、香ばしいブラウンシュガーの香りが感じられます。この2017ヴィンテージはしっかりとした酸味と果実のバランスが絶妙で、樽から来るニュアンスとふくよかさを持ったワインです。(「輸入元:ワイン・イン・スタイル」の情報)

【個人的に飲んだ感想】

シャルドネの酸味が主張しすぎず、樽のまろやかさがあって、飲みやすかった印象です。ボディーも重すぎないので、食中酒として、カジュアルに飲むのにはいいかなと思います!樽感はありつつも、バニラ香があるまでではないので、スッキリとした感じです!

飲んでみて食べ合わせたいと思った料理

オリーブ

理由:スッキリとしていたので、ちょっとしたつまみがあれば、十分に満足したワインタイムになるかなと思って、オリーブが食べたくなりました。オリーブとクリームチーズの合わせでも、美味しいかもしません!

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生ハム(希少部位:クラテッロ)

理由:お尻に近い柔らかいお肉の部分で、独特な味わいが特徴です!でも、低脂肪なので、後味はスッキリとしていて、白ワインにぴったりな気がしています!

まとめ

『Y by YOSHIKI』は、売り切れになると次のヴィンテージまで、なかなか手に入りづらくなってしまうので、見つけたら是非購入してみてください!

SAKE RECO 編集長
日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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