ダイエット中の飲酒で心がけたい8つのポイント
ダイエット中の飲み会で大切な3つのポイントと太るメカニズム
「ダイエット」と言えば、食事制限や糖質制限、禁酒など様々な手法が取り上げられていますが、その多くが、食事について内容です。しかし、お酒好きには、ダイエットの天敵で、暴飲暴食の元凶ともなり得る「飲み会」という誘惑が…。
そんなダイエット中の飲み会で、本気でダイエットをしたいのであれば、下記のことに注意が必要です!
① 食事・飲酒の順番
② 食事の内容
③ 飲むお酒の種類
上記の3つに紐づくのは、「血糖値のコントロール」です。
というのも、「カロリー」を摂取すること自体が「悪い」のではなく、「gあたりのカロリーが高いもの」には、糖質が多く含まれる傾向にあるため、「カロリー」を気にする人が多いのです。
では、「糖質」が多く含まれることにより、何故、太ってしまうのでしょうか?
それは、人間が、糖質を代謝する時に、各細胞にエネルギーとして配分され、消費されるのですが、使い切ることができなかった糖質は、インスリンを分泌して、中性脂肪に変わってしまいます。また、それだけでなく、インスリンは、脂肪をつくる能力を高め、逆に脂肪を分解することを抑制させてしまう作用があるので、より、太りやすくなってしまいます。
要するに、「糖質」を「中性脂肪」に変えてしまう「インスリン」をいかにコントロールすることが大切になります。そのため、元凶になり得る「糖質」をコントロールすることがダイエットでは、とても大切になります。
ダイエットにおすすめの食べ方・飲み方リスト
飲酒前に「野菜」→「タンパク質」の順に食べる
血糖値のコントロールを考えると、「食べる順番」は極めて大切になります。
では、飲み会が始まった当初は、何から食べ始めればいいのかというと、「消化に時間がかかる食べ物」を食べるようにしましょう。具体的には、食物繊維やタンパク質が多く含まれる食べ物が良いでしょう。
食物繊維が多い食べ物
野菜(ごぼう・セロリ・青菜類・アスパラガス)、きのこ(しいたけ・しめじ・えのき)、海藻(わかめ)
タンパク質が多い食べ物
肉類(生ハム・鶏ササミ・ローストビーフ・もも肉)、卵類(卵黄・ゆで卵)、乳製品
ビールは最初に楽しむ
ビールは、飲んでも構いません。しかし、中ジョッキ2杯を目安にしておきましょう。というのも、ビールや日本酒は、平均的に糖質が高いものが多いためです。
今では、「糖質オフ」の発泡酒も発売されるようになり、ビール好きでもダイエット中に楽しめるようになったので、この機会に、「糖質オフ」系のビールを飲んでみてもいいかもしれません。
お酒の飲み方については、下記の記事で詳しく書いていますので、本気でダイエットしたい方必見です!
お酒を楽しみながら水を飲みましょう
飲酒中の水は、お腹に水が溜まることで、飲酒量を減らしてくれるだけでなく、体内の糖分の濃度を低くしてくれるので、血糖値を抑えてくれ、インスリンの分泌を抑制することができます。また、水は、細胞の新陳代謝をも促してくれるので、ダイエット以外の効果も期待できます。
好きなお酒の後は、蒸留酒でチビチビと楽しもう
ビールや日本酒、ワインでたくさん楽しんだ後は、「水」を片手に、ウィスキーやジン、焼酎などの蒸留酒でお酒の深みを楽しみましょう。蒸留酒は、糖分が少なく、ダイエットに最適とも言われているお酒です。
特におすすめなのが、焼酎のお湯割りです。ロックやキンキンに冷えたジョッキでお酒を楽しんでいたのであれば、温度を上げて、体を温めるのがおすすめ。しかも、焼酎は、医学的に、「血栓」の分解する働きがあるので、健康的にもおすすめです。(ただし、飲み過ぎは当然逆効果です。)
どうしても「糖質」が食べたいなら「低GI食品」
低GI食品とは、体内に糖がゆっくりと吸収されて、血糖値の上昇も穏やかに進む食品を言います。この結果、インスリンの過剰摂取もおきないことから「中性脂肪」の生成を抑えられる食べ物と言えます。オーストラリアのシドニー大学では、低GI食品をGI値55以下としていますので、その一例をご紹介します。
ちなみに、野菜でも、さつまいもやじゃがいもは、そのまま食べると中GI食品に位置付けられてしまうのですが、「茹でる」ことで、GI値が低下するので、お芋系でも茹でて食べるのであればおすすめです!
どうしても「麺類」が食べたいなら「そば」
そばは、先ほどの「低GI食品」で、GI値が、「54」です。また、そばには、ビタミンB1やB2も含まれており、疲労回復や新陳代謝を促してくれます。そして、食物繊維も豊富なので、腹持ちもよくダイエットには、最適です!
オリーブオイルは、血糖値の急上昇を防いでくれる救世主⁈
オリーブオイルは、血糖値の急上昇を防いでくれます。これは、ある実験でのデータですが、エクストラバージンオイルをパンに付けて食べた場合とパンだけを食べた場合では、前者の方が糖の吸収が緩やかであったということも実証されています。
ワイン好きなら、「辛口白ワイン」
2004年にドイツの医学論文で発表されたのが、「辛口白ワインは痩せる」ということでした。実際に、数多くの医師も体験しているようで、その結果「痩せた」という人も多くいます。
研究は下記の記事で確認出来ます!
いかがだったでしょうか?お酒好きにとっては、本気でダイエットするというのは、辛いことですが、その中でも、お酒を楽しむことはできますので、ぜひ、参考にして、減量した体で理想の生活をゲットしてください!
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