二日酔いになる飲酒量と男女に共通する辛い二日酔いの症状とは?

今回は、二日酔いになる飲酒量とその飲酒量で引き起こされてしまう二日酔いの症状を男女別にご紹介します!二日酔いの症状には、実は、男女で共通するものが多いので、男女に共通する二日酔い症状の対策グッズも併せてご紹介します。これから大事なデートを控えた人やこれまで経験した辛い二日酔いを事前に予防したいと考えてる人は必見です!

二日酔いになる飲酒量とは?

2013年12月にソフトブレーン・フィールド株式会社から発表された「お酒を飲む機会に関するアンケート調査」では、20代〜70代の男女5,158名(男:1,882名、女:3,276名)を対象に「お酒」についての調査が行われました。

二日酔いになる人の飲酒量は缶ビール5杯(日本酒3合程度)以上

上記のアンケート調査では、男女ともに、二日酔いになる人の飲酒量は、なんと「缶ビール5杯分(日本酒3合程度)」と答える人が、「女性:29.6%、男性:25.7%」と一番多く、これ以上の飲酒量になると二日酔いになる割合が高いことが明らかになりました。

二日酔いになる男女の飲酒量

(図:二日酔いになる時の飲酒量「n=900」)

なお、缶ビール5本(1本:350cc)および日本酒3合の血中アルコール濃度は、約0.15〜0.16%程度となり、公益社団法人アルコール健康医学協会の公開している情報では、「酩酊初期」の段階とされており、気が大きくなったり、大声でがなりたてるなどの状態になりやすいとされています。

多くの人が取る二日酔いの時の対策とは?

また、先ほどの「お酒を飲む機会に関するアンケート調査」では、二日酔いになった時の処置についてもアンケートを実施してしています。

二日酔いの時に取る処置

(図:二日酔いの時の対策「n=900」)

二日酔いの対策の上位3つは、「1. 寝る、2. 冷たい水を飲む、3. スポーツドリンクを飲む」でした。特に上位に占めているのが、「冷たい水を飲む」や「スポーツドリンクを飲む」、「お茶を飲む」などの水分補給が多いのも特徴です。

また、女性に関しては、「寝る」ことを二日酔いの対策と考えている人が多いことから、女性の二日酔いとして、「眠気」や「体の疲れ」などが想定できるかもしれません。では、実際に、男女別での二日酔いの症状には、どのような違いがあるのでしょうか?

男女で共通する辛い二日酔いの症状と傾向とは?

研究の概要

そこで、次にご紹介するのは、2019年に発表された「Sex Differences in the Presence and Severity of Alcohol Hangover Symptoms」の研究をご紹介します。

この研究では、男女別の二日酔いについて、22の症状別に「辛さ(0〜10段階で回答)」と「発症頻度」を明らかにしました。この研究の概要は下記の通りです。

参加者:2,446人(男:50.7%、女:49.3%)※オランダの学生
参加年齢:18〜30歳
質問内容:「体重」、「週あたりの飲酒量」、「最近1ヶ月の飲酒回数、時間、各種症状の辛さや頻度」

また、二日酔いの症状は、22種類にわたります。

22個の二日酔い症状
頭痛、吐き気、集中力の欠如、後悔、眠気、心拍数の早まり、動悸、嘔吐、疲労感、悪寒、気怠さ、虚弱感、めまい、無気力感、胃痛、錯乱、眩しさ、喉の渇き、心配・不安感の高まり、躁鬱感、食欲不足

研究結果

全体の統計

この調査に回答した2,446人から、直近の1ヶ月で二日酔いの症状がなかった681人を除いた1,765人の回答データを元に、統計を出しています。

 全体
(n=1,765)
男性
(n=895)
女性
(n=870)
平均年齢(歳)20.92120.7
平均体重(kg)71.977.466.3
週あたり平均飲酒量13.216.69.7
直近1ヶ月で二日酔いが起きた飲酒について
飲酒の平均回数12.114.110.0
平均飲酒時間5.86.05.5
平均血中アルコール濃度(%)0.180.180.18
全症状の二日酔いの辛さ度合い6.16.16.2

この上記のデータから、女性に比べて、男性の方が、飲酒頻度・飲酒量・飲酒時間が共に多いことがわかります。そのため、この時点で、もしかすると、男性の方が、女性に比べて、二日酔いの症状が重くなるのかなという想定は付くかもしれません。では、実際に、全体の飲酒によって引き起こされる二日酔いの実態について見ていきましょう。

二日酔いの症状のトップ3は男女一緒⁈

下記の表は、血中アルコール濃度が0%以上0.4%未満の男女別の二日酔いの症状を表してします。

なお、血中アルコール濃度が0.4%というのは、先ほどもご紹介した「公益社団法人アルコール健康医学協会」では、「泥酔期」としており、日本酒を7合〜1升程度、もしくはウィスキーボトルを1本飲んだこととしています。

症状全体の辛さの度合い(平均)全体の発症頻度(%)男性の辛さの度合い(平均)男性の発症頻度(%)女性平均の辛さの度合い(平均)女性の発症頻度(%)
頭痛5.7915.790.75.891.3
吐き気5.6865.284.15.987.5
集中力の欠如6.091.16.192.25.890.1
後悔4.558.94.457.14.660.2
眠気6.694.96.494.36.895.3
動悸435.5435.7435.3
嘔吐5.3364.823.55.628.1
疲労感6.997.76.696.87.198.4
悪寒4.245.74.241.44.349.1
気怠さ4.972.24.872.44.972.1
虚弱感5.485.25.183.45.686.7
めまい4.462.34.1614.663.3
無気力感5.880.15.678.35.981.5
胃痛4.457.34.354.44.559.7
錯乱4.246.34.149.94.243.4
眩しさ4.152.23.952.44.352
喉の渇き6.794.56.7956.694.1
心拍数の早まり4.241.64.245.74.138.3
心配・不安感の高まり3.218.33.217.43.219.1
躁鬱感3.829.93.928.93.830.6
食欲不足5.570.15.569.95.570.3

上記の表は、横にスクロールしていただけると数値を全てご確認いただけますが、特に注目しておきたいのが、男女の二日酔い症状のトップ3に入るのが、「疲労感」・「喉の渇き」・「眠気」です。

◆ 疲労感

肝臓が疲れていると、毒素が抜けにくくなってしまうため、疲労感が溜まりやすくなります。この疲労感に似たような症状として、虚弱がありますが、こちらは、辛さを低いと言えども、発症頻度が、全体で85.2%、男性83.4%、女性86.7%と高くなっています。

そのため、疲労感を抜くためには、肝臓に栄養を与えるのがとても重要です。肝臓の働きを高めてくれるには、肝臓加水分解物などの肝臓をサポートしてくれる成分がおすすめです。特に、おすすめなのが、「ミラグレーン」という限られた薬局やECサイトなどでしか販売されていないので、見つけたら、二日酔い対策で飲まれてもいいかもしれません。

また、このミラグレーンの評判では、健康診断で肝臓の数値が大幅に改善したなどの評価も多く出ているので、二日酔いの疲れだけでなく、健康診断で肝臓の数値が高かった人にもおすすめです!

二日酔いや健康診断での肝機能数値改善に効果的な「ミラグレーン」とは⁈

◆ 喉の渇き

アルコール代謝する際に、体内の水分を多く使い排出するので、脱水症状が引き起こされやすいので、喉が乾いてしまいます。また、それだけでなく、尿や汗と一緒に、ナトリウム(Na)も出て行ってしまいます。

そのため、先ほどご紹介した「お酒を飲む機会に関するアンケート調査」の二日酔い対策の「スポーツドリンクを飲む」は非常に有効です。スポーツドリンクには、水分補給はもちろんのこと、ナトリウムや肝臓の解毒作用や肝機能向上のアミノ酸成分(バリン・ロイシン・イソロイシンなど)が含まれていることが多いので、おすすめです。

特に、二日酔いの時におすすめなスポーツドリンクを4つご紹介している記事をリンクで貼りつけておきますので、ご興味あれば見てみてください。

【二日酔いの治し方】二日酔いで飲んでおきたいスポーツドリンク4選

◆ 眠気

眠気が引き起こりやすいのは、「お酒を飲む機会に関するアンケート調査」の二日酔い対策の第一位にもなっている「寝る」ということからもおわかりいただけると思います。

しっかりと寝てもらうのがいいのですが、頑張って起きようとして、コーヒーなどのカフェインが含まれるものには、利尿作用があり、尿からナトリウムなどの電解質が失われてしまい、低ナトリウム症になり、頭痛に繋がることも考えられるので、注意が必要です。

二日酔いの症状は女性の方が辛い

先ほどの二日酔いの症状の上位3つを見てみても、女性の方が、男性に比べて、辛い度合いが大きいのはわかっていただけるかと思います。(下の表)

症状全体の辛さの度合い(平均)全体の発症頻度(%)男性の辛さの度合い(平均)男性の発症頻度(%)女性平均の辛さの度合い(平均)女性の発症頻度(%)
疲労感6.997.76.696.87.198.4
眠気6.694.96.494.36.895.3
喉の渇き6.794.56.7956.694.1
集中力の欠如6.091.16.192.25.890.1
頭痛5.7915.790.75.891.3
吐き気5.6865.284.15.987.5
嘔吐5.3364.823.55.628.1

一つの仮説として、以前より男性と女性の体内の水分量が異なることも原因と考えられます。そもそも、男性に比べ、女性の方が、水分量が少なく、体内の水分量が男性が60%程度に比べて、女性は50%と少ないとされています。

その理由は、女性の方が、男性に比べて、脂肪が多くなりやすく、この脂肪は、皮膚や筋肉が70〜80%程度の水分量を含むのに対して、脂肪は、10〜30%の水分しか含まないため、男性と同量のアルコールを飲んだとしても、血中アルコール濃度がより上がりやすくなるためと言われています。

その結果、この研究の統計からもわかるように、二日酔いの全症状の重さの平均は、女性の方が、男性よりも飲酒量が抑えられているのかもしれません・・・。

ただ、言えることは、女性の方が、翌日の二日酔いになりやすいので、一緒にお酒を飲む男性は、女性の飲酒量を気にしてあげる必要がありそうです。

二日酔いの症状が辛くなるのは日本酒3合から?

下記の表は、二日酔いの辛さのスコアで、全体の辛さの平均が「6.1」であることから、相応もしくはそれ以上のスコアの「6〜6.9」と「7〜」の数値が出た二日酔いの症状の数を、血中アルコール濃度別に表したものです。

辛さの度合い男性(症状数)女性(症状数)
血中アルコール濃度【0%≦BAC<0.08%】
日本酒1合程度
6.0〜6.9
7.0〜
血中アルコール濃度【0.08%≦BAC<0.11%】
日本酒2合程度
6.0〜6.9
7.0〜
血中アルコール濃度【0.11%≦BAC<0.2%】
日本酒3〜4合程度
6.0〜6.9
7.0〜
血中アルコール濃度【0.2%≦BAC<0.3%】
日本酒5〜6合
6.0〜6.9
7.0〜
血中アルコール濃度【0.3%≦BAC<0.4%】
日本酒7合〜1升程度
6.0〜6.9
7.0〜

あくまでも上記の表からですが、血中アルコール濃度が0.11%≦BAC<0.2%の時から、女性で辛さ「7〜」のスコアが登場し、「6〜6.9」のスコアは、男性で4症状、女性で5症状となり、スコア「6」程度の辛いと感じる症状が増えていっていることがわかります。

これは、「お酒を飲む機会に関するアンケート調査」の二日酔いになる飲酒量のボリュームゾーンが、「缶ビール5杯分(日本酒3合程度)」だったことにも当てはまります。

二日酔いで辛い症状を回避するには、日本酒は3合程度までを目安にするのがいいのかもしれませんね。

まとめ

まとめ1. ひどい二日酔いになりやすいのは、缶ビール5本もしくは日本酒3合以上
・二日酔いは、女性の方が、ひどく感じやすい
・男女共通する二日酔いの症状のトップ3は、「疲労感」・「眠気」・「喉の渇き」
・水分補給は、スポーツドリンクがおすすめ

参考文献
Sex Differences in the Presence and Severity of Alcohol Hangover Symptoms(2019年)
お酒を飲む機会に関するアンケート調査(2013年)

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