【金沢観光で必見】金沢にある日本酒好きなら見学したいおすすめ酒蔵をご紹介 5選
北陸新幹線も開通してから早3年。白山の水と冬場の寒さから生み出される日本酒は格別です。そんな美味しい日本酒を歴史ある街金沢で醸している酒蔵をご紹介!
石川県金沢市とは
金沢市の礎となる加賀藩を築いたのは、「前田利家」であることは、言うまでもないが、その後、代々前田家が、加賀藩を治めていった。その前田家の御用達の酒蔵など、江戸時代以前や江戸時代初期から酒造りをしている酒蔵も数多くある。それも、白山から流れる河川やそれに伴って行われていた稲作もあって、この地域では、酒造りが盛んであった。
場 所
歴 史
江戸時代以前から江戸時代中期(1700年代)に創業されている金沢の酒蔵(3ヶ所①久世酒造店、④福光屋、⑤やちや酒造)は、旧北陸道などの一本道で金沢城で到着する場所に置かれている。また、江戸中期〜後期には、金沢の沿岸である金石に北前船の寄港地があり、街道以外にも、物流の拠点が金沢にありました。そのため、権力と人と物が集まる金沢周辺には酒蔵が増えたとも考えられます。
金沢の酒造メーカー
①株式会社久世酒造店
(久世酒造店 HP)
住所:石川県河北郡津幡町清水イ122
創業:1786年(天明6年)
URL:http://www.choseimai.co.jp/
見学:見学可能(要予約)
特徴:創業以来、米作りから醸造まで一貫して、生産をしている日本唯一の酒蔵。自社の田んぼでは、独自の酒米「長生米」を作っている。
メイン銘柄:【日本酒】長生舞 無濾過原酒
(久世酒造店 ネットショップより)
香り:★★☆☆☆
甘口:★★★☆☆:辛口
淡麗:★★★☆☆:濃厚
キレ:★★★☆☆
コク:★★☆☆☆
使用米:長生米
精米歩合:58%
アルコール度数:16度
常温 ◎ 冷や ◎ ぬる燗 ◎
こちらもおすすめ
②有限会社武内酒造店
住所:石川県金沢市御所町イ22
創業:1868年(明治元年)
URL:なし
見学:見学可能(要予約)
特徴:小さな酒蔵で、ほぼ東京では飲めないお酒「御所泉」。この酒蔵が置かれるのは、松井秀喜さんの母校の星稜高校の近くで、近隣にはあとで紹介する「やちや酒造」もあります。
メイン銘柄:【日本酒】(金沢限定幻の酒) 御所泉 吟醸酒
香り:★★☆☆☆
甘口:★★★☆☆:辛口
淡麗:★★★☆☆:濃厚
キレ:★★★☆☆
コク:★★☆☆☆
使用米:五百万石、山田錦
精米歩合:60%
アルコール度数:16度
冷や◎ 常温◯
③中村酒造株式会社
(中村酒造 HP)
住所:石川県金沢市長土塀3-2-15
創業:1818〜1829年(文政年間)
URL:http://www.nakamura-shuzou.co.jp
見学:見学可能(要予約)
特徴:中村酒造では、「地元」の農産物にこだわりを持ちながら、酒造りを行っています。また、有機栽培にも力を入れており、「有機認証」も取得されている。契約農家である有機栽培で有名な金沢大地さんの有機米を使用し、有機での酒造りに取り組んでいる。
メイン銘柄:【日本酒】AKIRA 有機純米酒
香り:★★★☆☆
甘口:★★☆☆☆:辛口
淡麗:★★★★☆:濃厚
キレ:★☆☆☆☆
コク:★★★★☆
使用米:金沢大地生産契約栽培有機米
精米歩合:70%
アルコール度数:14度
冷や◯ 常温◎
マリアージュ:加能ガニ
④株式会社福光屋
(株式会社福光屋HP)
住所:石川県金沢市石引2-8-3
創業:1625年(寛永元年)
URL:http://www.fukumitsuya.co.jp
見学:見学可能(要予約)
特徴:多くの有名銘酒を生産している酒蔵。「加賀鳶」「黒帯」「福正宗」は、金沢の日本酒のシンボルと行っても過言ではない。東京にも、丸の内や玉川、銀座松坂屋にショップを構えるなど、東京でも福光屋の日本酒を楽しむことができる。
メイン銘柄:【日本酒】ITAYA FRESH SAKE ZED 純米生詰
香り:★★★☆☆
甘口:★★★☆☆:辛口
淡麗:★★★☆☆:濃厚
キレ:★★★☆☆
コク:★★☆☆☆
精米歩合:70%
アルコール度数:13度
冷や◎ (フルートグラスおすすめ)
マリアージュ:パテ/リエット/カプレーゼ/バーニャカウダ/ピルピル/蒸鶏のネギ油がけ
⑤やちや酒造株式会社
住所:石川県金沢市大樋町8-32
創業:1584年(天正11年)
URL:http://www.yachiya-sake.co.jp/
見学:見学可能(要予約)
特徴:『【金沢観光必見】金沢最古の前田利家御用達の酒蔵「やちや酒造」を見学』をご覧ください。
メイン銘柄:【日本酒】前田利家公 純米大吟醸
甘口:★★★☆☆:辛口
淡麗:★★★☆☆:濃厚
キレ:★★★☆☆
コク:★★☆☆☆
精米歩合:50%
アルコール度数:15.5度
使用米:山田錦
冷や:◎ 常温:◎
最後に
金沢の酒蔵はいかがだったでしょうか?その多くが、金沢城と旧北陸道に関係している場所に置かれており、歴史を感じることができます。どちらも、お電話すれば、見学が可能ですので、行って見られてはいかがでしょうか?
石川の日本酒を醸す能登杜氏とは?
コメントする