飲み会中のお腹の不調をすぐ治すには⁈
飲み会続きで「おならが臭い」と感じたら、「腸疲労」
日々の飲み会が続いてしまい、いつも以上に飲酒頻度や量が多くなって来た時に、自分のおならが臭いと感じたら、それは、「腸疲労」かもしれません。
先ほど、ご紹介したように、お酒を飲み過ぎてしまうことで、本来機能するはずの「酵素」が働きづらくなってしまい、腸にかなりの負担をかけています。そのため、悪玉菌が増えて、腸内環境が悪化している状況です。
この腸疲労によって3つの機能が低下してしまいます。
「腸疲労」で起こる3つの機能低下
1.食べ物の消化・吸収
2.水分を吸収
3.排便力
では、この「腸疲労」はどのように改善させて行けばいいのでしょうか? それは、「腸」を休ませてあげて、綺麗にしてあげることが必要です。では、そんな腸疲労改善になる解決方法とは何なのでしょうか?
プチ断食(ミニファスティング)
プチ断食とは、完全に絶食するのではなく、半日〜18時間(もしくは24時間)の間、何も食べない状況を数日続けるというものです。これを急にしてしまうと、逆に腸がビックリしてしまうので、準備期間を設けて、プチ断食を実行します。
プチ断食は、腸だけでなく、体全体がリセットされるので、おすすめです。しかし、プチ断食中、好転反応と言って、体の毒素や無駄がどんどん無くなっていく中で、頭痛や急な体調不良に見舞われることがあります。ですので、「鉄分」「マグネシウム」「カリウム」はしっかりと取っておきましょう。
食物繊維を摂取
お腹には、食物繊維がいいと言われます。その食物繊維には、大きく分けると2種類に分けることができます。
- 不溶性食物繊維:水分を吸い込んでくれる働き
(EX)玄米、いも、豆、根菜 - 水溶性食物繊維:ゴミを取り込んでくれる働き
(EX)果物、こんにゃく、海藻
この二つの食物繊維を不溶性食物繊維:水溶性食物繊維=2:1くらいの割合で摂るのが良いと言われています。しかし日本人の食生活の傾向として、不溶性食物繊維:水溶性食物繊維=3:1程度の比率となってしまっており、水溶性食物繊維が足りていないと指摘されることが多いです。
ですので、なるべく、水溶性食物繊維の摂取を意識しておくことが必要です。その上で、おすすめなのが、「キウイ」です。キウイは、糖のバランスもいい他、食物繊維の含有量も多く、そして、水溶性食物繊維もたっぷりと入っているので、おすすめです!便秘の人にもいいでしょう。
ヨーグルト
ヨーグルトには、「乳酸菌」と「ビフィズス菌」などの善玉菌が入っており、整腸作用があります。特に、食後に食べることで、整腸作用がより効果的に働きます。整腸作用の便秘解消以外にも、免疫力UPや花粉症予防にも良いと言われています。
最後に
このように、飲み会続きで荒れた腸を少し労って、休めてあげ、栄養を送ってあげることで、腸の働きだけでなく、体の調子もよくなるかもしれません!ぜひ、お酒好きの人は、腸を労ってあげましょう!
【お酒の健康に関するおすすめ記事】
コメントする