頭と身体が良くなる「ピスタチオ」の7つの秘密とは?

コレステロール・血圧低下を助ける?!

ピスタチオは、血液中のコレステロール値を下げたり、血圧を改善してくれることに役立ち、心疾患のリスクを引き下げてくれるかもしれません。

特にピスタチオを摂取することで、ある研究(More pistachio nuts for improving the blood lipid profile. Systematic review of epidemiological evidence)では「総コレステロール値」と「LDLコレステロール」が減少し、一方で「HDLコレステロール」が増加する結果が発表されている。またこの研究では、血中脂質には悪影響を与えないことも明らかにされています。

【参考研究】
More pistachio nuts for improving the blood lipid profile. Systematic review of epidemiological evidence
Effect of pistachio diet on lipid parameters, endothelial function, inflammation, and oxidative status: a prospective study
Effects of pistachios on cardiovascular disease risk factors and potential mechanisms of action: a dose-response study

健康な血管を支える

健康な血管は、血流を正常にしてくれて、体の至るところにある器官や機能を正常に働かせてくれます。そのためには、血管の拡張が正常に行われる必要があります。そこで必要になるのが、「一酸化窒素」です。

一酸化窒素は、血管の拡張に非常に重要な役割を担っています。というのも、一酸化窒素は血管の内皮を弛緩させるように指示し、血管の膨張を促すからです。

では、ピスタチオとの関係性は?というと、ピスタチオに含まれているアミノ酸アルギニンは、一酸化窒素に変換されるんです。そのため、ピスタチオに健康な血管を支えてくれる働きがある訳です。

ピスタチオの摂取によって、血管の拡張が改善しているという結果が発表されているので、参考研究をご覧になってみてください。

【参考研究】
Effect of pistachio nut consumption on endothelial function and arterial stiffness
Pistachio diet improves erectile function parameters and serum lipid profiles in patients with erectile dysfunction
Effect of pistachio diet on lipid parameters, endothelial function, inflammation, and oxidative status: a prospective study

血糖値の上昇を抑えられる

ピスタチオは、いわゆる「低GI食品」です。低GI食品とは、血糖値が上がりづらい食品のことです。

いくつかの研究では、ピスタチオと炭水化物が多く含まれた食品を一緒に摂取した場合、食後の血糖値の上昇が2〜3割程度抑えることが出来たという発表まであります。

【参考研究】
The impact of pistachio intake alone or in combination with high-carbohydrate foods on post-prandial glycemia

いかがだったでしょうか?ナッツ類の中でも、ピスタチオは非常に頭にも体にも良い影響があるようですので、おつまみにおすすめです。

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SAKE RECO 編集長
日本のお酒をこよなく愛する「SAKE RECO」の編集長。特に、最近では、日本酒はもちろんのこと、「クラフトジン」や「焼酎」にどハマり中。お酒ばっかりだと太るので、「マラソン×筋トレ」は日課。

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