飲み過ぎで腸内環境が崩れるのを抑える乳酸菌とは?!
植物性乳酸菌の生菌が生存率に影響?!
この広島大学大学院の杉山教授の研究では、マウスにエタノールを配合した食餌を与え、SN13Tの生菌を与えた場合と与えなかった場合、そして死菌を与えた場合に分けて実験を行いました。
この実験の35日後のマウスの「生存率」で驚くような結果が出ました。
エタノールを含まない食餌とエタノールを含む食餌と一緒にSN13Tの生菌を摂取した2グループのマウスは35日後に100%の生存率でしたが、一方でエタノール入りの食餌のみとエタノール入りの食餌と一緒にSN13Tの死菌を摂取したマウスは、実験開始から2週間以内に10%未満の生存率になってしまいました。
この研究から植物性乳酸菌(ラクトバチルス・プランタルム SN13T)の生菌の効果が確認されました。なお、ラクトバチルス・プランタルムは15〜45度で生育するようです。
乳酸菌が影響を与えるのは腸内環境だけでない?!肝臓にも影響が・・・
先ほどの研究では、生存率の他に「血液検査」によって、肝臓の数値(肝細胞の損傷などを判断する)「AST」と「ALT」に大きな違いが確認されました。
エタノールが入っていない食餌のみを与えたマウス群のAST値が49、ALT値が26であったのに対して、エタノール入りのマウス群については下記の通りになりました。
- エタノール入り食餌のみ:AST値180、ALT値120
- エタノール入り食餌+SN13T:AST値130、ALT値90
このことから、エタノールを摂取した場合、肝臓への数値は乳酸菌の生菌を摂取していたとしても、肝臓の数値は悪化してしまうのは避けられないということですね。ただし、乳酸菌の生菌を摂取していた場合、肝臓の数値の上昇を抑えることが出来ました。
また、エタノールを摂取したマウス群では、腸内細菌叢の状態が悪化することが確認されました。食餌のみのグループとエタノールのみを摂取したグループでは、前者に比べて後者の腸内細菌叢の悪化が590倍であったのに対し、生菌を摂取したグループでは63倍程度の悪化に留まりました。
このことから、腸内環境にもエタノールが影響するということも再確認することが出来ますよね。
肝臓を元気に、腸内環境を整えるSN13Tの商品とは
マイ・フローラ(野村乳業)
先ほどの研究を行った広島大学と野村乳業(創業1897年)が共同開発した植物乳酸菌発酵エキス「マイ・フローラ」があります。競合品との菌数を比較すると5.9倍にもなります。
簡単に腸内環境を調べられるサービス
Mykinso(マイキンソー)
Mykinso(マイキンソー)は、腸内細菌のタイプを分析し、「食生活の改善ポイント」や「太りやすさ」、「ビフィズス菌や乳酸菌、酪酸菌、エクオール産生菌の割合」などを細く知ることが出来ます。
また、継続的に検査をしていくと、腸内の変化の推移を確認することも出来、腸活の効果測定にも役立てることが出来ます。
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